アクアネット2001年12月号目次

【特集1】


生物餌料における発想の転換
〜粗放と集約の見直し〜

●有用魚介類の種苗生産には未だ欠かせない生物餌料。とはいえ、その培養方法や仔魚への給餌方法に硬直・慣習化している部分はないのだろうか? 新たな発想から従来法の弱点に挑む。


ワムシの粗放連続培養
〜既存水槽で行う低予算・省力型の培養方法〜
(社)日本栽培漁業協会能登島事業場場長/桑田 博

コペポーダを利用する種苗生産方法のすすめ
東京水産大学 資源管理学科 資源維持研究室 教授/大野 淳

ミジンコの大量培養システムの開発
福岡県水産海洋技術センター内水面研究所長/稲田 善和

アルテミア耐久卵の需給動向
太平洋貿易(株) 代表取締役専務/浅田 雅宏

【特集2】

ロシアと北方四島の水産業
〜企業化進む極東のポテンシャル〜

●未だベールに覆われているイメージのロシアと、さらに限定された情報にしか接することができなかった北方四島。けれども、ソ連崩壊後の新体制の下で、そ の漁業や水産加工業は明らかに変わりつつあるという。従来の認識に修正を迫る極東地域の実態を、日本の水産関係者らはどのように受け止めていくべきだろう か?

ロシアの漁業生産体制と対日貿易
中川 太

北方四島に芽生える新たな経済
〜色丹島の先進的水産加工場〜
W-FENE(極東の新たな経済を考える会)

【アクアネットレポート】


■現地レポート

根拠のある“安全で美味しいブリ作り”を実践!
大分県/兵庫養殖漁業生産組合 津久見事業所
●昨年の水揚げ量は2000t、出荷魚の履歴追跡システムも構築

■現地レポート
大都会の隠れ里、名古屋のイワナ料理店
愛知県名古屋市/「渓流料理 泉翠」・「山茶郷」

【産地】

■新連載 養魚飼料の変わったこと・変わらないこと(1)
主原料としての魚粉の変遷
元・日本農産工業(株)水産飼料部長/中山 寛

■連載 こちら魚病研究室(20)
ブリにとってハダムシは万病のもと
三瓶湾漁業協同組合 魚病研究室/水野 芳嗣

■連載 東南アジアで魚を飼う(9)
アカメの人工種苗生産の試み(2)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

【消費地・流通】

■連載 おさかな料理暦(12)
12月 タラのじゃっぱ汁
料理研究家/田口 道子

■連載 どらみちゃんのアジアつまみ食い(3)
中国・江蘇省
スポーツジャーナリスト/斎藤 どらみ

■トピック
全かん水、「養殖魚についての意見交換会」開催

■鮮魚・活魚市況

【連載】


■循環社会と第一次産業(9)
21世紀は水と土の世紀(2)〜必要な水と土の接点の復活〜
農林水産省農林水産政策研究所/篠原 孝

■22世紀の水産業(42)
水産物の汚染と安全性の確保
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

【アクアネットプラザ】

■うおうさおう記
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】
■アクアネット2001年総目次




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