アクアネット2002年6月号目次

【特集】


消費者に届く美味しさの伝え方
〜何をどこまで、どのように〜

●「安全・安心・美味しい」は、もはや衆知のフレーズ。では、より具体的に、消費者は魚に係わるどんな情報をどこまで詳しく求めているのか? 魚を提供する側はそれを何処でどのように伝えるべきなのか

対面販売で伝える、身質の良さと美味しい食べ方

〜季節感と楽しさのある売り場で、柔軟な情報提供を!〜
(株)阪神髭定 代表取締役社長/川口 保さん

“主婦の目線”で痒い所へ手が届く情報提供を!
〜売り場に女性アドバイザー、季刊誌、情報検索システム〜
中島水産(株) 小売営業本部 取締役本部長/田中 誠さん

欲しいのは自己判断の基準より絶対的な「お奨め保証」
〜購入阻害要因を分析して、ファジーな消費者を掴む〜
(社)大日本水産会 おさかな普及協議会 事務局長/松沢 正明さん

受け手に合わせた多段式の情報提供を!
〜より美味しく食べるための“魚の履歴書”作りも〜
香川県漁業協同組合連合会 購買事業部長/松田 勝成さん

主婦は魚売り場に楽しみを求める
〜財布の紐は緩めなくても、高級魚の居並ぶ店に行きたい〜

改正JAS法のあらまし
〜原産地や養殖・解凍、加工原材料名を明記〜

アクアネットQ&A(18)
[Q] ECOラベルの認証システムとは?
[A] 環境に優しい漁業・養殖を実現し、安全な水産物を目指す民間認証システム
東京水産大学 資源管理学科 教授/多屋 勝雄

【アクアネットレポート】


海外レポート
オーストラリアのヒラマサ養殖
●人工種苗をEPで飼育、今期の成魚生産量は2000t?

現地レポート
欲しい商品がいつでも揃う活魚の供給基地に!
静岡県沼津市/(有)西丸水産
●マダイ、アジ、カンパチ主体に7魚種を安定集出荷

【産地】

■連載 東南アジアで魚を飼う(15)
パティンの人工種苗生産の試み(1)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治
●人工採卵技術

■連載 こちら魚病研究室(22)
飼育管理におけるリズムとタイミング
〜ヒラメ養殖における事例〜
三瓶湾漁業協同組合 魚病研究室/水野 芳嗣

■海外レポート
World Aquaculture 2002、北京で開催
(財)電力中央研究所 我孫子研究所/菊池 弘太郎
●各国の養殖研究者ら2500名が参加

■連載 季節便り・マス類
フォレスト-スプリングスによって得られたもの
(株)林養魚場/林 総一郎

【消費地・流通】

■連載 田口道子のお魚丸ごといただきます(6)
酥魚スーユイ(魚の酢油煮)
料理研究家/田口 道子

■連載 どらみちゃんのアジアつまみ食い(6)
中国・泉州市編
スポーツライター/斎藤 どらみ

■トピックス
チリ産淡水エビ、アワビの試食会を開催

鮮魚・活魚市況

【連載】


■シリーズ・漁船漁業技術の在るべき姿(6)
技術革新がもたらした漁業管理組織の弱体化
〜秋田県北部漁協地区の底曳網漁業〜
鹿児島大学 水産学部/佐野 雅昭

■海洋保護運動の進展・水産国日本の役割(4)
海洋環境保護・反商業漁業運動に利用される海亀〜海亀! お前もか〜
日本鰹鮪漁業協同組合連合会 国際部/原田 雄一郎

■22世紀の水産業(48)
生物濃縮とその仕組み
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■新連載 アユの養殖技術を見つめ直す
〜諦めるのはまだ早い〜(1)
魚のエネルギー代謝を自動車に見立てて考える
農業コンサルタント/増田 茂

【アクアネットプラザ】

■うおうさおう記
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の本
【データベース/今月の指標】
【編集後記】



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