アクアネット2009年8月号目次

【特集】



タウリン解禁!
〜養魚飼料の新たな展開〜

●6月23日付で、合成タウリンの養魚飼料への利用が可能と成った。魚類栄養素としての有用性、タウリン補足・低魚粉型実用飼料の開発などに係る最新知見を紹介する。

タウリンが飼料添加物に追加されるまで

魚類の栄養素としてのタウリン機能
東京海洋大学/竹内 俊郎

ブリ・マダイにおけるタウリン欠乏による緑肝発症機構とタウリンの必要性
愛媛県農林水産研究所水産研究センター/高木 修作
宮崎大学農学部/村田 壽

合成タウリンを添加したブリの実用型低魚粉飼料の開発
日清丸紅飼料(株)水産研究所/輿石 友彦

飼料添加物に指定されたタウリンの規格について
DSMニュートリションジャパン(株)/斎藤 太郎

【インタビュー】
供給安定性高め、より日常的な主食材に!
(社)日本養魚飼料協会 理事長/川崎 崇夫

【巻末図鑑】
タウリン欠乏による緑肝発症/ブリの実用型低魚粉飼料の開発

 

【特集II】
子どもへの魚の食育Now
●水産白書の最新版では子どもの魚離れの特集が組まれ、魚食の未来に向けての取り組みは待ったなしの状態だ。最近見られる子どもへの魚食普及の新しい取り組みを幾つか取り上げる。

魚食普及と食育をめぐる最近の動き

出前授業と給食献立集の両面作戦
〜授業で魚の知識を授け、給食で魚食に慣れさせる〜
(社)大日本水産会おさかな普及協議会

おさかなマイスターが小学生に「魚の骨」指南
〜 1人1尾ずつのアジの塩焼きで魚の食べ方指導も〜
(財)水産物市場改善協会

栄養教諭がコーディネートする特別授業&給食
〜国産ニジマスを素材とした食育〜

 

【アクアネットレポート】

■現地レポート
錦江湾5漁協の販売・購買事業を一元化
鹿児島県/かごしまJF販売(株)
●県水産5団体も支援、カンパチ養殖再建へ“奥の手”

■現地レポート
“高配合”による効率改善に手応え、人工種苗に期待
垂水市漁業協同組合 業者会


【産地】

■種苗生産
光照射した珪藻のアレロパシー作用による細菌制御技術
広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター副部長/飯田 悦左

■連載 東南アジアで魚を飼う(76)
東南アジアで魚食を楽しむ(1)
〜美味しい魚を如何に入手するか〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所教授/瀬尾 重治

■Pick up
生食向けの生鮮ギンダラ
〜カナダSFC社が養殖、ブルーリンク社が日本市場を開拓中〜

■TOPIC
「平成21年度養魚飼料油脂研究会発表会」開催
「第34回全国養鱒技術協議会」開催



【消費地・流通】

■連載 季節の献立帳(32)〜ボリューム魚メニュー〜
擂り身烏賊の肉巻き揚げ
料理研究家/田口 道子

■TOPIC
「ビジネスマッチングフェア2009」開催
「FOOMA JAPAN 2009」開催
「第11回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」開催


■鮮魚・活魚市況

【連載】

■戦略的養殖業のススメ(8)
〜養殖業の持続的発展のために〜
「素材」としての養殖物の可能性

(独)水産総合研究センター 顧問/松里 壽彦

■22世紀の水産業(134)〜第4部 養殖の現状と未来〜
水産業界の危機
東京大学名誉教授/高橋 正征

■魚を食べると子どもの頭は良くなるか?(3)
魚油が脳の発達に及ぼす効果
順天堂大学医学部小児科主任教授/清水 俊明

■ゆんたく!島暮らし(75)
島んちゅぬ宝
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】


ご注文はこちらのページへ。
 

トップページへ戻る