アクアネット2011年7月号目次

【特集】



二枚貝を守り増やす
〜沿岸生態系の要〜
●濾過食性である二枚貝は、各種漁業・養殖業の生産の場である沿岸生態系において重要な役割を担っている。干潟の喪失や疾病侵入など“難敵”もいる中で、健康で豊かな海の「鍵種」二枚貝を増やすには?

沿岸生態系における二枚貝類の機能と資源状況
(独)水産総合研究センター増養殖研究所 養殖システム部/日向野 純也

二枚貝の種苗生産技術の現状と展望
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所 海産無脊椎動物研究センター/兼松 正衛

二枚貝の増養殖技術の現状と展望
〜自然条件下での保護育成手法〜
千葉県水産総合研究センター 東京湾漁業研究所々長/鳥羽 光晴

貝類の増養殖と感染症
東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授/良永 知義

国産二枚貝を復活させるプロジェクト
ヤンマーマリンファーム

人工採苗ならではの高品質稚貝を安定供給
徳島県海部郡美波町/(株)WDB環境バイオ研究所

ホタテガイの需給動向
〜高水温や津波で大幅減産、海外需要は衰えず高値に〜

宇和島市のイワガキ養殖振興事業
〜真珠・母貝養殖漁家の新養殖種に!〜

商品力の高い貝種主体に、新たな種苗生産・養殖技術を開発
長崎県佐世保市/(株)二枚貝養殖研究所

【アクアネットレポート】

■現地レポート
「愛南宇佐の鯛」、美味しさと効率を両立させる独創性
愛媛県南宇和郡愛南町/(有)宇佐水産
●年産160万尾、魚に優しいエサと取扱いを追求!

■消費地レポート
“雑魚”が主役の居酒屋
雑魚マニア川崎駅前店
●各地の知られざる美味を庶民価格で!


【産地】

■研究
海産魚類の滑走細菌症治療薬の探索
東京農業大学生物産業学部 教授/渡邉 研一
(独)水産総合研究センター増養殖研究所 魚病診断・研修センター/西岡 豊弘

■隔月連載 閉鎖循環飼育の未来と可能性(3)
閉鎖循環式種苗生産に適した物理ろ過方法
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
屋島庁舎 養殖グループ長/山本 義久

■Pick up
夏限定の「早生鰤王」、供給開始
〜東町漁協、8月末までに10万尾を予定〜

■Pick up
水産業・漁村復興へ向けた漁協の役割
全漁連の大森部長が海洋フォーラムで講演


【消費地・流通】

■連載 美味しさの舞台裏(68)
「大阪デパート戦争」下の惣菜売場
フードコーディネーター/池田 恵里

■連載 Sushiは世界の共通語(5)
2002年チェコ編(5)
ボヘミア観光

(有)さかえ寿司 代表取締役/風戸 正義

■連載 季節の献立帳(55)〜我が家でおもてなし魚料理〜
鰤の串揚げ
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(38)
「海の健康診断」:現状把握から処方箋へ
─大村湾、三河湾、英虞湾におけるモデル事業の成果と展望─
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(157)
〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
国内での海域肥沃化の本格的チャレンジ、「拓海」の実験(4)
東京大学名誉教授/高橋 正征

■水産と人(7)
ノルウェーの牛乳屋さん
M水産大学校理事長/鷲尾 圭司

■ゆんたく!島暮らし(98)
5月のストロング台風
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】

 

 
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