アクアネット2016年10月号目次
【特集】

養殖魚需給の季節性
「安定供給」の振幅〜
●養殖魚は「計画生産・安定供給」が身上だが、実需に即したそれでなくてはならない。一方で、キャッシュフローなどの観点からは「通年性」や「平準化」が志向される。各種養殖魚の供給の時季的特徴とその所以、課題などを改めて概観する。

埋もれたミスマッチは存在するか?

ブリ・カンパチ
不変の12月ピーク

マダイ
ピークは12月と3〜4月に

アユ
需給のピークに地域差も

ウナギ
“丑の日ピーク”は不変も、資源保護が喫緊課題

大西洋サケ
供給のピークは12月、ここ数年でフィレーが著増

豚肉販促の肝は“価格”
季節による動機付けは希薄

鮮魚店にとっての季節感
“イチオシ魚”はその日の仕入れ次第

季節毎に屋号まで変わる魚料理店

惣菜開発における季節性
フードコンサルタント/池田 恵里

コラム/淡水養殖マス類の市場戦略

【アクアネットレポート】

■現地レポート
試験操業5年目の相双地区水産業拠点
●相馬原釜魚市場が完全復旧、ヒラメの出荷制限も解除に

■消費地レポート
内浦漁協直営の“アジ食堂”、初年度売上1億円
静岡県沼津市/いけすや
●プロと連携、「会いに行けるお母さん チームIKS」大奮闘

【産地】

■研究
アマモ場による赤潮抑制の可能性
〜環境にやさしい殺藻微生物の継続的供給システム〜
北海道大学大学院水産科学研究院特任教授/今井 一郎
(国研)水産研究・教育機構東北区水産研究所/稲葉 信晴

■連載 こちら養殖相談室(14)
アミノ酸を利用したマアジの水温ストレス軽減の試み
国際養殖産業会アドバイザー・魚類防疫士/水野 芳嗣

■連載 東南アジアで魚を飼う(110)
魚飼い旅日記−V
〜日本の養殖場を廻ってのQ&A その2〜
近畿大学水産養殖種苗センター 教授/瀬尾 重治

■トピック
プラットフォーム式の大規模沖合養殖システム
新日鉄住金エンジニアリングと弓ヶ浜水産が12月から実証試験

■トピック
ゲノム育種、新魚種、地中海の近況
第14回種苗生産技術交流会

■Pick up
クドア寄生虫に関する日韓シンポジウム
韓国でも食中毒原因として問題視!?


【消費地・流通】

■Pick up
中国での「フグ食解禁」の実相と展望
孟雪松氏からのメッセージ

■魚食スコープ
香川県知事がトップセールス
東信水産荻窪総本店でオリーブハマチをPR

■栄養学から見た魚食と健康(2)
経済格差は子どもの健康にも影響する?!
女子栄養大学栄養学部教授/川端 輝江

■連載 季節の献立帳(118)〜次世代に伝えたい魚の定番料理〜
鮭のムニエル グラッセ野菜添え
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(220)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
魚介類のジビエ料理
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(57)
豊かな森の番人、クマと出会う季節
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■ゆんたく!島暮らし(161)
ハロウィーン
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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