アクアネット1999年11月号目次

【特集】


種苗生産と微生物〜生物の相互作用をどう活かすか?〜
●自然界では大小様々な生命体が持ちつ持たれつの関係にあり、肉眼では捉え難い微小な生物が極めて重要な役割を演じている。人為的に環境制御を行う種苗生産においても、微生物の積極利用で新たな可能性が開けてくる。

海産魚の種苗生産技術の問題点と微生物利用
(社)日本栽培漁業協会上浦事業場 場長/有元 操

バイオコントロール法によるガザミの種苗生産技術
(社)日本栽培漁業協会小浜事業場 場長/野上 欣也

有用細菌による細菌叢の安定化 〜抗ウイルス物質産生腸内細菌による魚類ウイルス病の制御〜
北海道大学水産学部海洋生物資源化学科 教授/吉水 守

ヒラメ仔魚の「ほっとけ飼育」による疾病防除の可能性
(社)日本栽培漁業協会百島事業場 場長/高橋 庸一



【アクアネットレポート】

■現地レポート
データの精度高め、最小の増肉単価を追求!
愛媛県南宇和郡城辺町久良/竹芳水産(有)
●残餌検知システムも導入し、ブリの摂餌生態を徹底分析!

■海外レポート
欧州最大規模の消費地市場「メルカマドリッド」
●鮮魚取扱量11万t/年、売場面積は築地の2倍!

【産地】

■防疫対策(インタビュー)
アユ冷水病対策のポイントは?
(社)日本水産資源保護協会 専務理事/原 武史氏
●確かな実態把握なしに、実効ある防疫対策は見出せない!

■連載 環境NGOによる環境保全型養殖への挑戦(2)
「生産者探し」の旅
応用栄養学食品研究所/山口 廣治

■情報バスケット
〈(社)新魚種開発協会・日本養鰻漁業協同組合連合会 共催
シンポジウム「ウナギ種苗確保の現況と展望」開催
●養鰻業者を中心に約100名が参加

■季節便り
●カキ/「リアス式海岸」の故郷を訪ねる
牡蛎の森を慕う会代表/畠山 重篤
●マス類/情報化時代を生き抜くために
愛知県淡水養殖漁業協同組合/小堀 彰彦


【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
大型店舗にはできないサービスで活路を!
北海道小樽市板垣鮮魚店 店主/板垣 利一さん
●地場産の“上物”中心の品揃え、野菜や肉類の買物代行もOK!

■連載 水産物流通が抱える課題/第5部
養殖魚の流通構造(2) 養殖ブリの市場外流通の実態
三重大学生物資源学部教授/長谷川 健二

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■「共生」の世紀(5)〜持続可能な水産業と社会の姿〜
持続可能性と乱獲問題
東京大学海洋研究所資源解析部門/松田 裕之

■脱・環境ホルモン社会(15)〜未来の奪回をめざして〜
脱・人間中心主義のゆくえ
静岡大学人文学部社会学科/浜渦 辰二

■22世紀の水産業(17)
海の生物の大きさ
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■海藻現代四方山話(15)
光合成する動物、ミドリムシ
東京教育大学名誉教授/西澤 一俊

■列島雑魚譚(7)
壷でハゼをとる愉快な漁法
(有)まな出版企画/中島 満

【アクアネットプラザ】

■魚ごと。
■情報バスケット
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】


 


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