植物乳酸菌で、魚粉削減EP飼料の性能アップ!
「育ち盛り 群群ライト」「まだい海桜」シリーズをリニューアル
日本農産工業(株)

 日本農産工業(株)では、2011年9月より、植物乳酸菌であるラクトバシラス・プランタラムSN35N株の加熱死菌体末(LP)を我が国で初めて養魚用配合飼料へ応用し、製品化している。

  同菌株は果物の梨由来のプロバイオティクスで、植物乳酸菌ヨーグルトとしてすでに健康飲料にも利用されている。同社では、福山大学等と共同で養魚用配合飼 料への応用開発研究を行い、魚粉削減飼料において成長などの飼育成績や腸管免疫などの顕著な改善効果を見出した。LPの効果は、様々な魚類のほか、クルマ エビなどの甲殻類にも期待できるという。また、抗酸化作用が知られているバナナ粉末との併用も可能だ。

 同社ではこのLPをまず、魚粉削減飼料として昨春発売したブリ用の「育ち盛り 群群ライトシリーズ」とマダイ用の「まだい海桜シリーズ」に用い、逐次ほかの魚種用飼料にも広げてゆく方針。

■問い合わせ先
日本農産工業(株)
水産飼料部
〒220-8146
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
TEL045-224-3705
FAX045-224-3723

 

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