アクアネット2001年6月号目次

【特集】


魚の油・魚と脂 〜両刃の剣の使いよう〜
●豊富に含まれるDHAやEPAの予防医学的機能や、養殖魚のビタミン・エネルギー源などとして改めて注目される魚油。しかし短所もある。その特性を最大限に発揮させる利用法は? また、油料理や油汚れと魚の相性は?

養魚飼料における脂質の役割
東京農業大学 客員教授/竹内 昌昭

水産油脂の特性
〜食品としての魚油の機能栄養〜
東京水産大学 食品生産学科 助教授/大島 敏明

世界の魚油の需給動向
養魚飼料用の需要はペルーに集中!
編集部

油を使った魚料理のコツ
辻クッキング池袋東口校長/奥山 幸栄

海域の油汚れと水産生物資源
〜ナホトカ号事故に学びたいこと〜
太洋エンジニアリング(株) 東京支社 技師長/石原 元

トピック
油にも特定保健用食品が登場

 

【アクアネットレポート】


■海外レポート

カナダMH社のキングサーモン養殖(1)
沖出し後3.5kgまで20ヵ月、増肉係数1.6

海外レポート
中国のトラフグ養殖発展と日本市場への影響
中国大連水産学院客員教授/鈴木 敬二
今年の輸出計画は1300t。日本の生産者は輸入中間魚からの育成も必至?

 

【産地】


■種苗生産
ワムシ耐久卵と産業への利用
長崎大学大学院生産科学研究科教授/萩原 篤志

●1年以上の缶詰め保存が可能! 課題は培養槽からの回収方法

■現地レポート
味と活きで勝負の老舗アユ養殖場
東京都府中市/(株)水祥矢部養魚場
●新宿から電車で30分。6割を料亭へ、3割をオトリに!

■トピック
多摩川漁協によるアユの河川放流
●3日間で20ヵ所に計22.5万尾

■連載 こちら魚病研究室(17)
病気別・被害軽減四方山話
三瓶湾漁業協同組合 魚病研究室/水野 芳嗣

■季節便り
マス類/“面白い養魚場のおやじ”は生き残る
信濃屋養鱒場/望月 英蔵

■情報バスケット
平成12年漁業・養殖業生産量―速報―

■鮮魚・活魚市況

【消費地・流通】

おさかな料理暦(6)
6月 鮎雑炊
料理研究家/田口 道子

魚百景・百味(16)
庶民、料亭で魚を食す
フリーライター/粂 さより

【連載】


循環社会と第一次産業(5)
「共有の悲劇」と「私有の悲劇」(1)
農林水産省農林水産政策研究所/篠原 孝

22世紀の水産業(36)
人間と共生して繁栄しているアサリやカキやホタテガイ
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

東南アジアで魚を飼う(3)
マーブルゴビの人工種苗生産の試み
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治


【アクアネットプラザ】

■さかなかな
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】(平成12年内水面養殖魚生産統計他)
【編集後記】



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