アクアネット2001年7月号目次

【特集】


付着に挑む 〜予防と除去の工夫〜
●網汚れに代表されるように、付着物による様々なへい害が水産業の現場にはある。一方、有用魚介類の貴重な餌になったり、カキやアコヤ貝のようにそれ自体が利用される付着生物もある。多種多様な付着生物・付着物との上手な付き合い方を考える。

日本の沿岸域における付着生物の生態
元・東京大学海洋研究所 教授/梶原 武

取水施設における付着生物のへい害と対策
(財)電力中央研究所 応用生物部 上席研究員/坂口 勇

網汚れ対策の現状と課題
ニチモウ(株) 海洋業務部 下関研究所/川口 幸生・佐々木 溥

防汚技術開発の今後
日本エヌ・ユー・エス(株)/勝山 一朗

水産加工場における付着物対策
〜細菌汚染と異物混入の防止〜
ABE技術士事務所 代表/阿部 万寿雄

 

【アクアネットレポート】


■産地レポート

手間を省いて高歩留りのシマアジ養殖
鹿児島県薩摩郡/里村漁業協同組合
●EP給餌で生残率90%以上、自前の活魚車で博多まで

■海外レポート
カナダMH社のキングサーモン養殖(2)
●全雌種苗と加温飼育による生産性向上

 

【産地】


■連載 海産仔稚魚の栄養管理ノート(7)
種苗生産における環境とストレス
日清飼料M水産研究所/高橋 隆行

■連載 アクアネットQ&A(15)
[Q]水産基本法が依拠する漁業・漁村の多面的機能とは?
[A]多くは海自体の機能であるため、「海洋基本法」の制定を
東京水産大学 資源管理学科 教授/多屋 勝雄

■情報バスケット
モジャコ情報(2001年6月20日時点)
●5月以降、漁模様が好転。順調な採捕、生育状況

■情報バスケット
過去の常識に囚われない養魚飼料の研究・開発を
●平成13年度 養魚飼料油脂研究会 研究発表会

■鮮魚・活魚市況

【消費地・流通】

■おさかな料理暦(7)
7月 ハモの吸い物
料理研究家/田口 道子

■美味しさの舞台裏(8)
牛丼戦争、半額バーガーの余波
フードコーディネーター/池田 恵里

■アクアネットインタビュー
高齢者の食は、まず噛みきれること!
龍岡老人介護保険施設 管理栄養士/金原 美代子さん

【連載】


■循環社会と第一次産業(6)
「共有の悲劇」と「私有の悲劇」(2)
農林水産省農林水産政策研究所/篠原 孝

■22世紀の水産業(37)
「高嶺の花」から大衆化したエビ
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■東南アジアで魚を飼う(4)
マレーシア・サバ州の増養殖事情(1)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

■図解 魚の分子遺伝育種学(7)
ゲノム(DNAの海)の探検航海―ゲノム解析法Part4
東京水産大学水産学部資源育成学科/坂本 崇
●これまでに見つけた宝物


【アクアネットプラザ】

■さかなかな
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】



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