アクアネット2001年9月号目次

【特集】


魚と氷と水〜美味しさを保つ冷たさ〜
●鮮魚流通には付き物の氷。では、魚の鮮度保持に本当に適した氷の形状や量、その元となる水の性状はどんなものだろうか? それによって魚の歯ごたえや旨味、細菌数はどう変化するのか?  また、海の氷と水産資源の関係は?

魚を冷やす氷の要件
(株)東洋製作所研究開発部/太田 隆

高鮮度保持のための低温貯蔵のポイント
関西冷熱(株)代表取締役/長谷川 悟

氷の含有成分と魚介類の鮮度保持
富山県工業技術センター生活工学研究所生産システム課主任研究員/九曜 英雄

魚類筋肉の貯蔵温度と鮮度変化
〜「関サバ」における氷蔵と冷蔵の比較〜
近畿大学農学部水産学科講師/安藤 正史
大分大学教育福祉科学部助教授/望月 聡

殺菌済み海水シャーベット製造システム
〜HACCP対応型 製氷装置の実例〜
鹿島建設(株)エンジニアリング本部 食品・プラントグループ次長/清水 雅彰

海氷と地球環境
北海道大学低温科学研究所附属流氷研究施設長/青田 昌秋

 

【アクアネットレポート】


■海外レポート

ベトナムの最新養殖事情
太洋エンジニアリング(株)東京支社/石原 元
●1998年の生産量は淡水魚主体に60万t。

■現地レポート
均一安定な池水で“無投薬の美味しいアユ”作り
静岡県榛原郡吉田町/(有)ヤマカ松本商会
●流れ制御・SS除去・純酸素付加で、快適環境を追求

 

【産地】


■アクアネットインタビュー
新たな付加価値備えた“究極の鮮度”の提供を!
(株)ふいっしゅいんてりあ 代表取締役/田中 英男さん
●柔軟な品揃えで21世紀の和食ニーズに応える

■アクアネットQ&A(16)
[Q]食料確保のための水産政策は?
[A]緊急時の動物タンパク質確保のために、まき網漁業の保護が必要
東京水産大学 資源管理学科 教授/多屋 勝雄

■東南アジアで魚を飼う(6)
タイ王国の淡水魚養殖技術(1)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

鮮魚・活魚市況

【消費地・流通】

おさかな料理暦(9)
9月 なめめの酢じめ
料理研究家/田口 道子

■美味しさの舞台裏(9)
中食企業の食中毒対策
フードコーディネーター/池田 恵里

【連載】


■22世紀の水産業(39)
水産物の輸入を考える
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■図解 魚の分子遺伝育種学(最終回)
ゲノム情報を利用した新たな育種技術の確立に向けて
東京水産大学水産学部資源育成学科/坂本 崇

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新連載
魚類防疫のこれから(1)
なぜ養殖魚や種苗生産魚に伝染病が流行するのか?
フィッシュヘルス研究所/若林 久嗣

視点
食料輸入のもたらす危機(上)
〜グローバリズムの脅威〜
水産庁遠洋課/森下 丈二
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【アクアネットプラザ】

■うおうさおう記(new!)
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】



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