アクアネット2002年2月号目次

【特集】


刺身魚にみる海外との新たな関係
〜川中からみた注目魚の需給〜

●本マグロ、トラフグ、ヒラメ・・・。その高級刺身商材としての垣根も、輸入攻勢によって揺れ始めている。海外産地はどれだけの実力とポテンシャルを持つのか? 生産者と消費者をつなぐ川中の視点から現状を整理し、今後の展開を占う。

トロの大衆化を実現した養殖マグロ
〜増産と冷凍加工で安定感高め、完全な周年商材に!〜
大都魚類(株) 常務取締役/折原 長太郎さん

“フグ食文化”輸出し中国市場の開拓を!
〜二極化するニーズ踏まえ、生産・供給態勢の再考も必要〜
下関唐戸魚市場(株) 代表取締役社長/松村 久さん

国産養殖ヒラメならではの価値観創出を!
〜刺身商材同士の競合も激化する時代〜
東都水産(株) 取締役特種部長/二葉 雅幸さん

中国産ヒラマサ種苗の需要拡大を期待
〜2001年の採捕量は前年比倍増の300万尾以上!〜
富洋通商(株) 代表取締役/磯 由男さん

【アクアネットレポート】


■現地レポート

美味くて色持ちの良いブリを直販!
長崎県/(有)青島水産・(有)浜活
●ストレス軽減と特製EPで“体質転換”

■海外レポート
台湾のスギ養殖の最新事情
中華民国水産種苗協会専務理事/于 乃衡
●対日輸出は伸び悩むも、世界市場のポスト・サーモン目指す!


【研究】

ブリ成魚期におけるEPの適正給餌法は?
大分県海洋水産研究センター主任研究員/佐藤 公一
●ポイントは、消化特性、エネルギー摂取率、給餌頻度

【産地】

■連載 養魚飼料の変わったこと・変わらないこと(2)
固形飼料化への流れ
元・日本農産工業(株)水産飼料部長/中山 寛

■連載 こちら魚病研究室(21)
薬を使用しない養殖の試み(4)
三瓶湾漁業協同組合 魚病研究室/水野 芳嗣

■連載 東南アジアで魚を飼う(11)
サラサハタの人工種苗生産の試み(1)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

【消費地・流通】

■新連載 水産物マーケティング再考(1)
今、水産物消費は・・・
東京水産大学客員助教授/岩成 和子

■連載
田口道子のお魚丸ごと頂きます(2)
魚の子の花煮
料理研究家/田口 道子

■連載 どらみちゃんのアジアつまみ食い(4)
中国・香港編
スポーツジャーナリスト/斎藤 どらみ
●ナンデモアリの街のすっきりパワー源

■鮮魚・活魚市況

【連載】


■シリーズ・漁船漁業技術の在るべき姿(2)
スケトウダラ延縄漁業、北海道檜山地区の技術選択
水産経営技術研究所/濱田 武士

■循環社会と第一次産業(11)
水土循環(2)サケは森の恋人
農林水産省農林水産政策研究所/篠原 孝

■22世紀の水産業(44)
とる漁業から育てる漁業へのチャレンジ
〜青森県大畑町の「海峡サーモン」〜
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

【アクアネットプラザ】

■うおうさおう記
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の本
【データベース/今月の指標】
【編集後記】



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