アクアネット2003年3月号目次

【特集】


魚と酸素と二酸化炭素
〜エネルギー循環の主役〜

●魚にとってもヒトにとっても不可欠な酸素と、これと密接な関係にある二酸化炭素。それぞれの長短所を整理し、水産分野でのより上手な付きあい方を考える。

図解・魚介類の呼吸の特徴
長崎大学水産学部附属海洋資源教育研究センター 教授/石松 惇

二酸化炭素による魚の麻酔
九州大学大学院農学研究院 助教授/竹田 達右

魚類養殖における積極的な溶存酸素維持
(財)電力中央研究所応用生物部 主任研究員/岩田 仲弘

集約型養殖施設におけるCO2のコントロール
カリフォルニア大学デービス校 生物農業工学部教授/ラウル・H・ピエドラヒタ
翻訳監修/菊池 弘太郎

養殖漁場における炭素と酸素の物質循環
(独)水産大学校水産情報経営学科 教授/早川 康博

地球上の二酸化炭素の収支と温暖化対策
(財)地球環境産業技術研究機構 CO2貯留グループ 主席研究員/大隅 多加志

酸素と水産生物
(独)水産総合研究センター 中央水産研究所 加工流通部部長/中村 弘二

【アクアネットレポート】

■現地レポート
高付加価値品の開発強化を!
愛媛県宇和島市/遊子漁業協同組合
●加工施設を増強、「シー・ムーン」の本格販売開始

■アクアネットインタビュー
安くて豪勢な活魚コース料理が大人気
韓国式活魚料理店「魚市場」店長/尹 榮祥さん
●多品目のメニューを組合わせ、満足させながらロス率を低減

 

【産地】

■連載 海産仔稚魚の栄養管理ノート(13)
仔稚魚期の栄養 Part2〜仔稚魚期の消化吸収機構〜
日清飼料(株) 水産研究所/高橋 隆行

■連載 東南アジアで魚を飼う(24)
2年間の連載を振り返って〜 私は「魚飼い」である 〜
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

■防疫
イリド・レンサ混合不活化ワクチン「ビケン」
(財)阪大微生物病研究会 観音寺研究所/真鍋 貞夫

我が国における水産用ワクチンの開発現況
(財)阪大微生物病研究会/鎌田 良男

■中国養魚短信(2)
今期の中国フグの供給状況
富洋通商M/磯 由男

■連載 季節便り・マス類
ノルウェーのサケ養殖会社を訪ねて Part1
(株)林養魚場/林 総一郎

【消費地・流通】

■連載 美味しさの舞台裏(18)
アパレル企業が展開する“物語カフェ”
フードコーディネーター/池田 恵里

■連載 系統による加工・販売事業の必要性と課題(最終回)
加工・販売事業のステップアップ
(財)魚価安定基金業務部業務二課/佃 朋紀

■連載 であいの一皿(3)
白魚の九十九煮
料理研究家/田口 道子

■連載 ウチの魚ご飯(3)
ご飯日記 by フードコーディネーター
道畑 美希

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■シリーズ・漁船漁業技術の在るべき姿(15)
現代漁業生産技術と技能=スキルの関係
水産大学校水産情報経営学科/三輪 千年

■22世紀の水産業(57)
海水の塩分と生物
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■MARUちゃんのイラスト探検記(2)
築地市場“マグロの競り”におじゃま
イラストレーター/マル・マルオーノ

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】


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