アクアネット2004年10月号目次

【特集】


つなぎ役の重責Part1
〜魚づくりのかすがい〜

●つなぎ目、中継ぎ、つなぎ役。主役に躍り出る機会は少ないが、その存在なしに“ものづくり”は成しえない。魚づくりにおいても然り。養殖生産の過程で活躍する様々な「つなぎ役」とその機能にスポットを当てる。

魚類仔稚魚の消化吸収特性
〜種苗生産における餌のつなぎ目〜
(独)水産総合研究センター養殖研究所 生産システム部 飼餌料研究グループ長/吉松 隆夫

養魚用配合飼料のバインダー
〜「水中では拡散せず、消化はされやすい」物性を支える〜
(財)日本シルバーボランティア/永井 康豊

魚をつくるための係留技術
〜福井県高浜町内浦湾の事例〜
(独)水産総合研究センター 水産工学研究所 漁場施設研究室長/高木 儀昌

「高鮮度」を生産者から消費者へつなぐ
〜魚類の鮮度保持のための新たなアプローチ〜
(独)水産総合研究センター養殖研究所 生産システム部飼餌料研究グループ/杉田 毅

魚類の神経系
〜体内における情報伝達の担い手〜
広島大学大学院生物圏科学研究科教授/植松 一眞

【アクアネットレポート】

■現地レポート
“完全養殖クロマグロ”を初出荷
●02年生まれの「人工ふ化第2世代」が20kg超サイズに

■現地レポート
種苗生産、アユ養殖、料理店の複合業態で奮闘中!
宮崎県日向市/(株)あゆの是則
●海水井戸を利用し、ヒラメやマダイの稚魚も河畔で生産

■現地レポート
均一サイズの活アワビを全国へ翌日配送
愛媛県松山市/コスモ海洋牧場(株)松山事業所
●一貫生産による周年対応、新品種「イヨアワビ」も開発

 

【新技術】

■図解
常温で持ち運べるDNAバンク『アクアDNAブック』
〜有用形質の解析や魚病診断が迅速・容易に! 養殖魚や病原体のDNAを“印刷”〜

■トピック
国際動物遺伝学会議、初の日本開催
●“養殖魚部門”に日本から9題の発表

【産地】

■連載 最新・魚類ワクチン学(最終回)
ワクチンをより有効に使うための周辺技術
(独)水産総合研究センター養殖研究所 病害防除部長/飯田 貴次

■連載 東南アジアで魚を飼う(42)
仔魚飼育に役立つ発育の観察(4)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

■連載 こちら魚病研究室(35)
ヒラメのβ溶血性連鎖球菌症が少なくなったのは、なぜ?
三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣

■情報バスケット
ACN「種苗生産・養殖業者との懇話会」開催
●マダイ・トラフグ・ヒラメ稚魚の供給量はさらに減少

【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
マーケットインのオリジナル商品で差別化
(株)グローバルフィッシュ代表取締役/柿澤 克樹さん
●鍵握る“つなぎ役”の企画・コンサルティング機能

■連載 裏技・魚料理 道具編(10)
電子レンジ
料理研究家/田口 道子

■連載 ウチの魚ご飯(22)
週末に堪能する旬の魚料理
ポワソンM江さん

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■養魚に役立つ電気の基礎知識(6)
主な部品とその使い方(5)―コンピュータ(その2)
愛知県津具村/三城 勇

■22世紀の水産業(76)〜第2部 水産業の過去から現在〜
漁業権の功罪
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科/高橋 正征

■リスクコミュニケーション入門(3)
食の安全とリスクコミュニケーション
徳島大学総合科学部/関澤 純

■マーケティングの肝(18)
時代に合わせたスクラップ&ビルドの重要性
(株)マーケティング・アンサーズ/鏡味 正明

■ゆんたく!島暮らし(17)
ウチナーグチが染みてゆく
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

 

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
【データベース/今月の指標】
【編集後記】


ご注文はこちらのページへ。
 

トップページへ戻る