アクアネット2005年7月号目次

【特集】

【特集】温度の力
〜1℃は大きい〜
●魚介類の生理・生態、死後変化とも密接に関わる温度。地球温暖化がいわれて久しいが、その高低は養殖魚の成長や天然魚の漁模様、鮮度保持等にどれだけの影響をもたらすのか？　また、海洋や陸水の温度はどのように決まるのか？

海洋の温度と生命
〜南極の海からのメッセージ〜
国立極地研究所助教授/工藤　栄

水温と養殖魚の生理
広島大学大学院名誉教授/難波 憲二

養殖ブリの消化力と水温の関係
〜消化酵素活性を踏まえたEP給餌のポイント〜
大分県農林水産研究センター水産試験場 主幹研究員/佐藤 公一

地球温暖化がマダイ養殖に与える影響の評価と対応策の検討
(独)水産総合研究センター 北海道区水産研究所/安藤　忠
(独)水産総合研究センター 養殖研究所/伊藤 文成

陸上養殖施設における温度調整技術の現状
ヤンマー(株)マリンファーム所長/室越　章

魚介類の鮮度保持と温度
長崎県旋網漁業協同組合/野中　健

深層水を利用した海洋温度差発電
〜再生可能でクリーンなエネルギー源〜
(株)ゼネシス エンジニアリング事業部/桜澤 俊滋・實原 定幸

【データ】
養殖産地における漁場水温の上昇傾向

　

【アクアネットレポート】

■現地レポート
冷たい地下水が育む、甘味のあるアユ
岐阜県瑞穂市/(有)高田水産
●養成親魚からの一貫生産、地元主体の多彩な販売チャネル

■現地レポート
観光魚市場の先駆者から、地元を巻き込んだ“賑わい”の場へ
静岡県焼津市/焼津さかなセンター
●今夏からフリーマーケットも開催、旅行会社へのアプローチも強化

　

【産地】

■連載　餌料生物研究の最前線(2)
淡水クロレラの大量培養法とワムシ餌料としての有効性の改善
クロレラ工業(株)R/D部クリエート第二室/丸山　功

■連載　東南アジアで魚を飼う(49)
「魚飼い」をつくる(3)
マレーシアサバ大学 ボルネオ海洋研究所/瀬尾 重治

■トピック
World Aquaculture 2005、バリ島で開催
太平洋貿易(株)/重野 太治

【消費地・流通】

■連載　卸売市場新時代の幕開け(8)
韓国卸売市場・駆け足レポート
酪農学園大学教授/細川允史

■連載　美味しさの舞台裏(32)
デパ地下の次はエキナカ？
フード・コーディネーター/池田　恵里

■連載　裏技・魚料理！調味料編(7)
砂糖
料理研究家/田口 道子

■連載　ウチの魚ご飯(31)
大人の本能
にっきぃさん

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(5)
水産業の多面的機能を沿岸環境の再生に生かそう
広島大学名誉教授/松田　治

■入門・リスクの科学(4)
リスクを避ける〜外来生物法とブラックバス〜
横浜国立大学大学院教授/松田 裕之

■22世紀の水産業(85)〜第2部 水産業の過去から現在〜
1300年の歴史が支える鵜飼い
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科 教授/高橋 正征

■マーケティングの肝(26)
一次産品の高付加価値ブランド化戦略試論(5)
(株)マーケティング・アンサーズ代表取締役/鏡味 正明

■ゆんたく！島暮らし(26)
女の仕事、男の仕事
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

■連載　お魚撮ろトロ！(7)
〜美味しく魅せるフォトテクニック〜
ズーム機能
フォトグラファー/SHIGETA.M

【アクアネットプラザ】

■今月の魚！なヒト
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】