アクアネット2006年11月号目次

【特集】


タイムラグを知る
〜実効までの所要時間〜

●ビールを冷蔵庫に入れてもすぐには冷えないように、“求めた結果”が得られるまでにはそれなりの間がある場合が多い。では、どれだけの“時差”が適正なのか? つくる漁業と関わりの深い「タイムラグ」のメカニズムとその“適正値”を確認する。

魚病対策におけるタイムラグ
(独)水産総合研究センター養殖研究所/飯田 貴次・乙竹 充

EP飼料ができるまで、与えた飼料が身になるまで
林兼産業(株) 飼料事業部 研究課/門田 洋二

魚類の性成熟から産卵まで
(独)水産総合研究センター 養殖研究所/玄 浩一郎

水揚げ死後の魚の冷え方、冷やし方
田中 武夫

コラム/川上と川下のタイムラグ

 

【緊急特集】
魚粉が足りない!?

〜持続的給餌養殖への岐路〜
●養魚飼料の主原料である魚粉価格が今春から高騰し、飼料価格も二度値上げされた。養魚生産の高コスト化は避けられないのだろうか? 魚粉高騰の背景を整理し、“持続的養殖経営”のための飼料と給餌管理の在り方を考える。

魚粉代替タンパクの利用拡大は不可避
(社)日本養魚飼料協会 理事長/嶌田 元且

【魚粉の需給動向】
供給は頭打ち、需要は中国主体になお旺盛
丸紅(株) 飼料・スターチ原料部/西浦 晃一郎

魚粉供給問題の経緯と今後の対応
水産庁 栽培養殖課 課長補佐/羽鳥 達也

魚粉代替タンパク質はどこまで使えるか?
東京海洋大学 海洋科学部 教授/佐藤 秀一

【養殖業界・小売の声】
従来飼料、代替飼料を使い分ける
全国養鱒振興協会 会長/小堀 彰彦

新技術の導入は慎重かつ大胆に!
東町漁業協同組合 営漁指導課/松尾 斉

消費者の理解も得ながら技術転換を!
(社)全国海水養魚協会 会長/嶋野 勝路

追求すべきは、品質とコストのバランス
イオン(株)食品商品本部 水産商品部長/南谷 和彦

 

【アクアネットレポート】

■現地レポート
国産稚魚にこだわるカンパチ養殖
高知県須崎市/西山憲祥さん
●100%に迫る高歩留りで3万尾/年を安定生産

■アクアネットインタビュー
「安く腹一杯食べられる」立ちのすし店の秘訣
(有)三寿司 専務取締役/柳 邦夫さん
●“時間差営業”と接客術でネタは使い切る!

 

【産地】

■防疫 魚卵のミズカビ対策を考える(4)-最終回-
茶葉カテキンによるサケマス卵管理
北海道立水産孵化場 魚病防疫科長/畑山 誠

■連載 総説:クルマエビ養殖の未来を思う(2)
海外の先進的な研究成果
茂野 邦彦

■連載 東南アジアで魚を飼う(63)
東南アジアの重要養殖魚(3)
〜マハタ属の最高級魚(TGとGG)〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所教授/瀬尾 重治

【消費地・流通】

■連載 四季折々・魚料理の蘊蓄(11)
蒸し物

料理研究家/田口 道子

■連載 美味しさの舞台裏(40)
スーパーのデパ地下化
フードコーディネーター/池田 恵里

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(12)
英虞湾の自然再生(4)
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(101)〜第2部 水産業の過去から現在〜
イカ
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科 教授/高橋 正征

■マーケティングの肝(41)
M&Aでは買えない「将来の顧客」
(株)マーケティング・アンサーズ代表取締役/鏡味 正明

■ゆんたく!島暮らし(42)
離島生活スペシャリストの資格
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

■お魚撮ろトロ!(23)
〜美味しく魅せるフォトテクニック〜
デジカメのタイムラグ
フォトグラファー/SHIGETA.M

■こどもお魚相談室(11)
カツオ一本釣りについて教えてください
(社)大日本水産会漁政部企画課おさかな相談室

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■時事月表
■ニュースフラッシュ
■今月の指標

 

 
 

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