日韓水産物貿易の行方
〜競合と相互補完〜
●ヒラメ(韓国→日本)とマダイ(日本→韓国)に象徴されるように、日韓は互いに市場であり、競合関係にもある。韓国の経済発展やWTO協定に伴い、“同一市場圏”化が進むとも言われるが、それを商機とするにはどんな視点や取り組みが必要なのか?
韓国をどう見るか?
〜日本の水産関係者の立場から〜
下関市立大学経済学部 教授/濱田 英嗣
養殖マダイの対韓輸出の現状と今後
〜06年は前年比56%増の4500tに!〜
韓国産養殖ヒラメの対日輸出の現状と今後
広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程/ユー ミンスク
生鮮スケトウダラの対韓輸出は安定推移
〜日本の浜値高をウォン高が吸収〜
釧路機船漁業協同組合 専務理事/西田 達雄
タチウオの対韓輸出と国内産地・流通へのインパクト
近畿大学COE博士研究員/山本 尚俊
活魚車による日韓貿易の直近の動き
韓国における水産物の需給および流通の現況と課題
韓国海洋水産開発院/朱 文培
食べ方も好みも違う韓国の魚食文化
コリアンフードコラムニスト/八田 靖史
■現地レポート
ヒラメとマダイを両輪に、改めて生産力磨く!
愛媛県西予市三瓶町/赤坂水産(有)
●自前の活魚車に混載し、週2ペースで周年出荷
■インタビュー
酒場とセットで街の魚屋を復活させる!
フーデックスグループ「丸冨水産」
●ラーメン繁盛店のノウハウをつぎ込み、美味しくて売れる飲食・小売店へ
■海外レポート
魚病学の視点で見た中国の海面養殖事情(下)
中国で考えたこと
東京大学大学院農学生命科学研究科 教授/小川 和夫
■連載 こちら魚病研究室(47)
魚から見た重要疾病の予防策―ヒラメ編(上)
八幡浜漁業協同組合三瓶支所・魚病研究室/水野芳嗣
■トピック
魚類のVNNに関する初の国際シンポジウム
〜22ヵ国80名の研究者らが広島に参集〜
広島大学大学院生物圏科学研究科教授/中井 敏博
■連載 地中海のクロマグロ養殖と種魚資源(2)
雌雄比と魚体組成の雌雄差
スペイン在住/乗田 孝雄
■情報バスケット
「崩食の時代」のマグロ需給の在り方は?
〜OPRTの平成18年度第2回セミナー〜
■新連載 季節の献立帳(2)
しもつかれ
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■22世紀の水産業(104)〜第3部
水産業の未来にむけて〜
世界の漁業の抱える問題
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科 教授/高橋 正征
■マーケティングの肝(44)
不二家事件から得られる食品業界の教訓
(株)マーケティング・アンサーズ代表取締役/鏡味 正明
■ゆんたく!島暮らし(45)
説明しないわけ
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■お魚撮ろトロ!(26)
〜美味しく魅せるフォトテクニック〜
皿によるイメージの違い
フォトグラファー/SHIGETA.M
■新連載 急変するサケマス需給と魚粉逼迫の深層(1)
養殖サケマスの突破力とアキレス腱
司馬 耕作
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■今月の魚!なヒト
■時事月表
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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