水産物とpH
〜適環境と美味しさの指標〜
●水素イオンの濃度を表すpHは、物質の酸性・アルカリ性を示すお馴染の指標である。その値は、魚介類の飼育環境、魚肉の鮮度、加工食品の味などのコントロールにおいて重要な意味をもつ。身近な指標の上手な活用法を知る。
酸性雨が魚類に与える影響
(独)水産総合研究センター養殖研究所 生産システム部部長/生田
和正
魚介類の循環濾過式飼育におけるpHの問題
岡山理科大学専門学校 産学連携研究科科長/大塚 雅広
「酸性食品」と「アルカリ性食品」の今昔
国際学院埼玉短期大学 客員教授/鈴木 たね子
魚肉のpH低下が品質に及ぼす影響
〜マグロ「ヤケ肉」の発生要因とその防止法〜
(独)水産大学校食品科学科 教授/福田 裕
食品の味と酸味物質とpHの関係
東京学芸大学教育学部 教授/福家 眞也
pH調整剤とは
〜食品添加物としての機能〜
扶桑化学工業(株)企画開発部 部長代理/岩間 保憲
■現地レポート
宇和海を養殖マグロの新たな主産地に!
愛媛県/宇和海漁業生産組合
●当面は40kgサイズで端境期狙う
■現地レポート
季節商材からの脱却とコストダウンに全力!
静岡県富士宮市/富士養鱒漁業協同組合
●自助努力で、再び活気ある養鱒業界に!
■連載 地中海のクロマグロ養殖と種魚資源(3)
月齢と漁獲の関係
スペイン在住/乗田 孝雄
■連載 急変するサケマス需給と魚粉逼迫の深層(2)
頭打ちの魚粉供給と天井知らずの需要
司馬 耕作
■トピック
“定番”輸入養殖魚の生産現場や如何に
〜平成18年度第2回水産増殖懇話会講演会〜
■情報バスケット
“ニッチの旬魚”の付加価値化を!
〜(株)旬材の西川氏が漁協組合学校で講演〜
■消費地レポート
水産県・長崎を首都圏に売り込め!
「ブランドながさき総合プロデュース事業」
●選りすぐりの農水産物で、県産魚全体を底上げ
■連載 季節の献立帳(3)
子持ち鰆桜焼き
料理研究家/田口 道子
■連載 美味しさの舞台裏(42)
注目の惣菜宅配サービス
フードコーディネーター/池田 恵里
■鮮魚・活魚市況
■沿岸環境の再生と機能回復(13)
英虞湾の自然再生(5)
広島大学名誉教授/松田 治
■22世紀の水産業(105)〜第3部
水産業の未来にむけて〜
魚介類の獲りすぎをどうするか?
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科 教授/高橋 正征
■マーケティングの肝(45)
「商品」としての会社の価値
(株)マーケティング・アンサーズ代表取締役/鏡味 正明
■ゆんたく!島暮らし(46)
最後の卒業式
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■お魚撮ろトロ!(27)
〜美味しく魅せるフォトテクニック〜
背景の色の選び方
フォトグラファー/SHIGETA.M
■今月の魚!なヒト
■時事月表
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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