アクアネット2007年5月号目次

【特集】


世界はどれだけ魚を食べだしたのか?
〜「買い負け」の実態〜

●水産物需要が世界的に増大し、サケやエビ等の調達で日本が買い負ける場面も増えたという。実際のところ、どこがどれだけ何を食べだしたのか? 日本の国内市場や産地への影響は?

 

世界的な水産物需要増と日本の「買い負け」現象
双日(株)水産担当バイスプレジデント/林 弘二

中国における魚食急増の実相
〜何をどれだけ誰が食べているか?〜
東京海洋大学海洋科学部 教授/婁 小波

養殖ブリの海外市場は拡がったのか?

底辺拡大で需要増が勝る養殖サケマス
〜ロシア・中国・ブラジルで消費急増、欧米は漸増〜
マリンハーベストジャパン(株)代表取締役/中野 文孝

当事者から見た魚の国際流通の変容
アイスランディックジャパン(株)代表取締役/荒井 泰晴

ノルウェーシーフードの輸出動向
〜養殖物が過半占め、EU以外の商圏拡がる〜

香港の日本料理ブーム
日式料理店「横須賀」マネージャー/寺島 春菜

BSE・鳥インフルエンザ未発生のオーストラリアの魚食事情
タスマニア州ホバート在住/百野亜津子

BRICsの一角、インドの魚食事情

〔データ〕
魚介類の小売価格の内外価格差

 

【アクアネットレポート】

■現地レポート
高品質アユを支えるエサと活〆技術
愛知県宝飯郡御津町/兼升養魚漁業生産組合
●鮮度良し・腹落ちなしの好評価、歩留り7〜8割をキープし350t/年

■現地レポート
採算性あるアワビ陸上養殖を極める!
岩手県大船渡市三陸町綾里/マリーン開発(株)
●独自の水槽設計と選抜育種で、効率生産が可能に

 

【産地】

■開発研究
炭酸ガスを用いる簡便な魚類用麻酔剤の開発
〜既存麻酔剤と同等の麻酔効果、濁りや臭いもなし〜
(独)水産総合研究センター養殖研究所病害防除部/渡辺 研一

■トピック
タウリンの有効性と必要性を確認!
緊急シンポ「魚粉の高騰とタウリンの有効性」開催

■連載 急変するサケマス需給と魚粉逼迫の深層(4)
天然サケマス供給の隘路
司馬 耕作

【消費地・流通】

■ピックアップ
携帯電話を使った養殖トラフグのトレーサビリティシステム

■連載 美味しさの舞台裏(43)
“戦国時代”のデパ地下改装ラッシュ
フードコーディネーター/池田 恵里

■連載 季節の献立帳(5)
鯵の兜蒸し
料理研究家/田口 道子

■情報バスケット
第56回東和会

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(14)
韓国の沿岸環境と環境修復事情
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(107)〜第3部 水産業の未来にむけて〜
ホタテガイ漁業で成功した常呂方式
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科 教授/高橋 正征

■マーケティングの肝(47)
マーケティングの処方箋(2)
マーケティングリサーチの実務的な進め方(上)
(株)マーケティング・アンサーズ代表取締役/鏡味 正明

■ゆんたく!島暮らし(48)
アヒル捜索隊が往く(前編)〜見知らぬ訪問者〜
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

■お魚撮ろトロ!(29)
〜美味しく魅せるフォトテクニック〜
水面の反射を抑える
フォトグラファー/SHIGETA.M

【新連載】
■食のグローバル化と水産物貿易(1)

東アジアの水産物市場は今
広島大学大学院生物圏科学研究科教授/山尾 政博


【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■時事月表
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】

 

 

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