その後の海外魚食事情
〜勢いの行方〜
●健康志向とともに、経済成長に伴う購買力増が支えてきた「世界的な水産物需要の増大」。では、昨秋の国際金融危機以降、その流れは停滞・反転したのか? それとも健在なのか? 近隣諸国を中心にその現場を覗く。
我が国の水産物輸出と水産業活性化
東京海洋大学資源管理学科教授/馬場 治
「世界的な魚食増」のその後を覗く
中国富裕層の海鮮嗜好は堅調
〜「安全・安心、高鮮度」の日本産魚に人気〜
富洋通商(株)代表取締役/磯 由男
中国の「長崎鮮魚」市場、 4年で1億超規模に
〜上海にアンテナショップ開設、09年も倍増ペース〜
長崎魚市(株)
中国におけるシタビラメの完全養殖と市場価値
太平洋貿易(株)代表取締役社長/田嶋 猛
韓国における養殖魚需要の拡大、
それを支える生産・流通システム
食品ジャーナリスト/加藤 一郎
韓国の「新たな魚食文化」発信地
〜小売・外食一体型の産地市場〜
食品ジャーナリスト/加藤 一郎
マレーシアとシンガポールにおけるエビの需要動向
Agrobest Malaysia Sdn.Bhd. Managing Director/赤澤 典昭
米国向けの冷凍ブリフィレー輸出が急増
〜生鮮フィレーは前年比2割減〜
経済破綻した水産国アイスランドのその後
〜金融立国は諦めて、昔に戻ろう〜
アイスランディックジャパン(株)代表取締役/荒井 泰晴
各国1人当たりの魚消費量
Sushiは世界の共通語
〜全すし連の風戸事務局長が講演〜
【巻末図鑑】
中国・韓国の活鮮魚消費の現場
■現地レポート
競争力を支える、効率と規模のバランス
鹿児島市/南洋水産(有)
●カンパチ・ブリで年産50万尾、種苗調達などを内製化
■現地レポート
信州サーモンの養殖・加工に磨きかける
長野県安曇野市明科/(株)辰巳
●3.5kgサイズまで育成、「円揚げ」と並ぶ看板商品に
■Pick up
ソーセージ型配合飼料でミナミマグロを養殖!
〜林兼産業の「ツナ・フード」単独給餌で好成績〜
■TOPIC
「クロマグロ養殖業の現状と展望」開催
■TOPIC
太平洋クロマグロも本格的な資源管理時代へ
■TOPIC
第13回ACNフォーラム開催、140名が参集
■TOPIC
サンマとサバ類の資源状況
■連載 季節の献立帳(33)〜ボリューム魚メニュー〜
鰯のロール焼き
料理研究家/田口 道子
■連載 美味しさの舞台裏 (57)
低迷するスーパーの握りずし
フードコーディネーター/池田恵里
■Pick up
これからの魚食・小売マーケティングとは?
■TOPIC
活況呈した「第2回居酒屋産業展」
■鮮魚・活魚市況
■沿岸環境の再生と機能回復(28)
海ごみ問題の現状と課題
広島大学名誉教授/松田 治
■22世紀の水産業(135)〜第4部 養殖の現状と未来〜
「新しい」水産学と水産業(その1)
東京大学名誉教授/高橋 正征
■戦略的養殖業のススメ(9)
〜養殖業の持続的発展のために〜
給餌型の魚類養殖漁場における持続性(その1)
(独)水産総合研究センター 顧問/松里 壽彦
■魚を食べると子どもの頭は良くなるか?(4)
魚油が脳の発達に及ぼす効果
順天堂大学医学部小児科主任教授/清水 俊明
■ゆんたく!島暮らし (76)
孤島のバランス
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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