アクアネット2009年12月号目次

【特集】



新政権への水産政策提言
〜 何をどう支えるべきか 〜

●魚価安、資源・環境問題、後継者難等々、我が国漁業・養殖業の低迷は底を打たない。政権与党が交代し、多方面で政策の行方が混沌としている今こそ、水産 業再生への針路を論じたい。あわせて、デフレ不況に喘ぐ日本経済の復活シナリオをマクロの視点から考える。

日本の水産政策を考える時代
北海道大学大学院 教授/廣吉 勝治

新政権に期待する養殖業支援のあり方
鹿児島大学水産学部 教授/佐久間 美明

「もうかる漁業」にするための政策
近畿大学農学部水産学科 准教授/有路 昌彦

生物多様性と水産政策
横浜国立大学環境情報研究院 教授/松田 裕之

漁業は戸別所得補償でなく、現行の漁済制度を活用すべき
〜農業の後追いせず、地域経済の核としての独自政策を〜
民主党衆議院議員/篠原 孝

国内魚類養殖業の振興に必要なこと
〜ニジマス養殖の現場から〜
信濃屋養鱒場代表/望月 英蔵

日本経済再生へのシナリオ
〜お金がなければ刷りなさい〜
日本経済復活の会 会長/小野 盛司

■ Pick up
セミナー「これからの日本の水産業の姿」開催

JFグループ新運動方針を採択

 

 

【金融と経営】

■漁業金融
漁業の緊急融資保証支援策について
〜「漁業緊急保証対策事業」と「漁船・養殖施設整備緊急融資利子補給事業」〜
水産庁漁政部 水産経営課/ 光冨 喜一郎

■経営
「ぎょさい」の制度改正と養魚版「積立ぷらす」について
〜クロマグロ等も養殖共済の対象魚種に〜
全国漁業共済組合連合会 総合企画部/ 岩下 巧

 

【アクアネットレポート】

■現地レポート
現場3名でトラフグの養殖から加工・通販まで
佐賀県伊万里市波多津町/ 松本水産
●独自の飼養管理で高歩留り、直販で魚価下支え

■現地レポート
今期は10 tを出荷予定
佐賀県伊万里市/ 波多津漁協「伊万里クルマエビセンター」

■現地レポート
軸足は、養鱒業から地域活動へ
群馬県沼田市新町/ 星野 芳寿さん
●養殖池での釣りもOK!、事務所は地域のサロンに!

【産地】

■連載 東南アジアで魚を飼う(78)
魚の採卵技術を考える(2)
〜海水魚の自然産卵による採卵法〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所 教授/ 瀬尾 重治

■連載 こちら魚病研究室(61)
水産用医薬品について考える
八幡浜漁業協同組合三瓶支所・魚病研究室/ 水野 芳嗣

■Pick up
少量生産魚種における新ワクチン実用化への壁
〜全国養鱒技術協議会の中居幹事が講演〜

【消費地・流通】

■トピック
魚が売れないのは供給側の勉強不足
(株)シジシージャパン 川一男副会長が講演

■トピック
「第4回 国産ニジマス中国料理コンクール」

■連載 魚百景・百味(34)
台北市民の魚事情
ライター/ 粂 さより

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■戦略的養殖業のススメ(12)〜養殖業の持続的発展のために〜
日本型複合養殖とは
その1 様々な複合養殖の長短
(独)水産総合研究センター 顧問/ 松里 壽彦

■22世紀の水産業(138)〜第4部 養殖の現状と未来〜
「新しい」水産学と水産業(その4)
東京大学名誉教授/ 高橋 正征

■季節の献立帳(36)〜ボリューム魚メニュー〜
鰤の豆乳鍋

料理研究家/ 田口 道子

■ゆんたく!島暮らし(79)
目は口ほどにものを言う
(有)クロワッサンアイランド/ 植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】

 

 

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