アクアネット2011年8月号目次

【特集】



水圏は資源の宝庫
〜持続的発展へのフロンティア〜
●海をはじめとする水圏には、食用魚介類以外にも様々な資源が存在し、「残されたフロンティア」としての期待が高まっている。それらを総合的・持続的に利用しながら、水産業の活性化にも結びつけるには?

「海の恵み」を賢く利用するために
〜海洋・沿岸域の総合的管理と漁業者の役割〜
横浜国立大学統合的海洋教育・研究センター 特任教授/中原 裕幸

持続可能な発展のためのノルウェーの海洋政策
(有)バーテックス 代表取締役/丹羽 弘吉

洋上風力発電の現状と展望
足利工業大学学長/牛山 泉

波力発電技術の現状と実用化への展望
(独)海洋研究開発機構 海洋工学センター/大澤 弘敬

海洋深層水を利用した海洋温度差発電の実用化
(株)ゼネシス エンジニアリンググループ/岡村 盡

陸水による小水力発電の現状と潜在力
〜“流水式養魚場”への導入も容易〜
全国小水力利用推進協議会 事務局長/中島 大

微細藻類の産業利用
〜ユーグレナを中心に〜
宮崎大学農学部海洋生物環境学科 准教授/林 雅弘

燃油をつくる海洋微生物「オーランチオキトリウム」
筑波大学の研究グループが “有望株”を発見

心身ともに癒される“豊かな海”の効用
〜海と人は互いの再生を助け合う関係〜
(株)渋谷潜水工業 代表取締役社長/渋谷 正信

【アクアネットレポート】

■現地レポート
ブランド魚「鯛一郎クン」支える営業力
愛媛県宇和島市/(有)徳弘水産
●専用飼料で身質改善、2kgサイズを周年供給

■現地レポート
清流の「再生産力」を高める!
和歌山県日高郡日高川町/日高川漁業協同組合
●産卵場造成や多回放流で、在来アユ・アマゴの資源と釣果を維持


【産地】

■食品衛生
ヒラメのクドアによる食中毒について
東京大学大学院 農学生命科学研究科/横山 博

■連載 こちら魚病研究室(69)
「養殖ヒラメの新しいクドア症」について言いたいこと
八幡浜漁業協同組合三瓶支所・魚病研究室/水野 芳嗣

■現地レポート
地域密着・文理融合型の実学研究を推進
〜地元漁業者と連携し、“使える”技術と人材を輩出〜
愛媛県南宇和郡愛南町/愛媛大学南予水産研究センター

■連載 東南アジアで魚を飼う(86)
「アクアポニックス」を知っていますか?(3)
〜「アクアポニックス」と「複合養殖」のQ&A その2〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所 教授/瀬尾 重治

■トピック
アメリカ大豆協会が養魚飼料セミナー開催
SPC飼料による成長率、発酵大豆の実用性など


【消費地・流通】

■連載 Sushiは世界の共通語(6)
2002年チェコ編(6)
チェコの寿司関連情報
(有)さかえ寿司 代表取締役/風戸 正義

■トピック
第13回ジャパン・インターナショナルシーフードショー
〜伝統すし技術のコンクール、被災地復興支援コーナーも〜

■連載 季節の献立帳(56)〜我が家でおもてなし魚料理〜
鯵の鋳込み焼き
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(158)
〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
国内での海域肥沃化の本格的チャレンジ、「拓海」の実験(5)
東京大学名誉教授/高橋 正征

■水産と人(8)
スリランカの台所で
(独)水産大学校理事長/鷲尾 圭司

■ゆんたく!島暮らし(99)
なにものかおわします
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■商品・サービス情報
■今月の指標
【編集後記】

 

 
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