ハタ類養殖の伸びしろ
Part1 国内編
●世界的な需要増から、日本産養殖魚の海外進出の旗手としても期待されるハタ類。その種苗生産・養成技術開発と普及、さらに市場開拓は国内外でどこまで進んでいるのか？ まずは、マハタ、クエ、ヤイトハタなどを対象とした日本国内の取り組みを紹介する。
日本におけるハタ類の増養殖に関する研究
(独)水産総合研究センター 西海区水産研究所
亜熱帯研究センター/照屋 和久
クエの安定供給を期待
フグの向こう張るコース料理に！
(株)ふぃっしゅいんてりあ/林 剛生
愛媛県におけるハタ類養殖技術の現状と展望
愛媛県農林水産研究所 水産研究センター 養殖推進室/山下
浩史
近畿大学によるクエの養殖
近畿大学水産養殖種苗センター奄美事業場/中井 彰治
近畿大学水産養殖種苗センター白浜事業場/那須 敏朗
沖縄県におけるヤイトハタ養殖の取り組み
沖縄県水産海洋研究センター石垣支所/木村 基文・岸本
和雄・山内 岬
築地市場における養殖ハタ類の取扱い
マハタVNNワクチンの製造販売承認!
■現地レポート
前浜のアサリ増産に挑む！
瀬戸内海区水産研究所 海産無脊椎動物研究センター
尾道市・向島町漁業協同組合
●瀬戸内水研による技術開発と近隣漁協の取り組み例
■消費地レポート
活気漲る“住宅街の魚市場”
東京都練馬区/フィッシュパーク旬
●売場面積300・超、月商7000万円の大型鮮魚店
■新連載
内水面漁業の未来は明るいか(1)
河川漁業（遊漁）の魅力とは
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■連載 こちら魚病研究室(72)
どうなる、ブリ養殖
八幡浜漁業協同組合三瓶支所・魚病研究室/水野 芳嗣
■連載 東南アジアで魚を飼う(89)
東南アジア旅日記(2)（インドネシア編）
～バリ島でハタ養殖を考える～
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所 教授/瀬尾 重治
■トピック
30cm以下のカンパチ養殖種苗をIQ対象外に！
～全海水が水産庁に要望書提出～
■アクアネットインタビュー
養殖版エコラベル「ASC認証制度」の現状
～ティラピアで認証第1号誕生へ、ブリ類は基準策定遅れる～
WWFジャパン/前川聡
■連載 Sushiは世界の共通語(12)
2003年ロンドン編(6)
最終イベント
(有)さかえ寿司 代表取締役/風戸 正義
■連載 季節の献立帳(62)～お手軽おさかな丼～
焼き鯖とろろ丼
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■漁業者は里海とどう関わったらいいか？(2)
里海と沿岸域管理
近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科 教授/日高 健
■22世紀の水産業(164)
～第5部 「新しい」水産学と水産業～
“天然もの”と“養殖もの”
台湾国立中山大学 客員教授/高橋 正征
■ゆんたく！島暮らし(105)
船員さんてコワイ?!
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚！なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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