アクアネット2012年10月号目次

【特集】


天然ブリと養殖ブリ
〜持ち味を磨け!〜
● 天然ブリ資源は歴史的な高水準にあり、漁獲量は10年前より4万t以上多い。ゆえに養殖物と合わせたブリの総供給量は3割以上増え、カンパチ等を含めた 「ブリ類」では25万tを突破している。一方、養殖ブリの品質向上は衆目の認めるところ。これらを受けた流通過程の変化にも注目し、天然・養殖それぞれの 特長をより活かした提供の仕方、ブリ資源の“ワイズユース”を考えたい。

ブリ資源の現状と今後の展望
(独)水産総合研究センター 日本海区水産研究所 資源管理部 グループ長/木所 英昭
(独)水産総合研究センター 日本海区水産研究所 資源管理部 主任研究員/田 永軍
(独)水産総合研究センター 中央水産研究所 資源管理研究センター グループ長/阪地 英男

養殖ブリ生産の近況

小売現場から見た天然ブリと養殖ブリ
(有)エバーフレッシュ研究所 代表取締役/堀内 幹夫

首都圏における養殖ハマチ販売の現状
商品力の再評価で需要上向く
香川県漁業協同組合連合会 東京支所長/鎌倉 一郎

卸売市場におけるブリ入荷量と価格の推移

ブリフィレー輸出の近況
米国向けはこの3年で倍増

米国でのHamachi人気の実際
日本食レストラン「Tako Grill」
富山寿司「すし健ロサンゼルス店」

富山・寒ブリの旅
鰤づくしを味わい、氷見漁港を見学

松浦魚市場、ブリでも
水揚げ日本一に!

“旬の養殖ブリ”にこだわった調味加工品

【アクアネットレポート】

■現地レポート
フィッシングパークに客足戻る!
福島県西白河郡西郷村/(株)林養魚場
●震災前を上回る入場者数、課題は食用魚の需要回復

■現地レポート
CAS冷凍機活用し、離島のハンデ克服
島根県隠岐郡海士町/(株)ふるさと海士
●シロイカやイワガキを獲れたて鮮度のまま全国へ!



【産地】


■施策
太平洋クロマグロ養殖業の管理強化について
水産庁増殖推進部栽培養殖課・資源管理部漁業調整課

■連載 こちら魚病研究室(75)
カレニア・ミキモトイの脅威
八幡浜漁業協同組合三瓶支所・魚病研究室/水野 芳嗣

■シリーズ マス類養殖安定生産技術の開発(3)
採卵親魚の生残率向上のための給餌法と、小型魚の飼育密度と飼育成績の関係
静岡県水産技術研究所 富士養鱒場/川合 範明

■連載 東南アジアで魚を飼う(92)
魚飼いとして教え学んできたこと
〜10年目の日本での学生実習を終えて〜
マレーシア・サバ大学ボルネオ海洋研究所 教授/瀬尾 重治

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(9)
サクラマス群の資源激減の要因
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

【消費地・流通】

■連載 水産物流通販売事業の革新を考える(2)
卸売市場流通の変質
東京海洋大学大学院 海洋政策文化学部門 教授/婁 小波

■トピック
築地「魚の日まつり」でフグをアピール!
「下関磨きふく」を特売、国産養フグ唐揚げは1000食完売

■連載 美味しさの舞台裏(74)
「嫌消費」不況下の商品開発
フードコーディネーター/池田 恵里

■連載 季節の献立帳(70)〜お手軽おさかな丼〜
鮭のそぼろ丼
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■Sushiは世界の共通語(20)
2007年ロシアSushiセミナー(3)
セブンスシサムライ選出競技会
(有)さかえ寿司 代表取締役/風戸 正義

■22世紀の水産業(172)
〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
魚の完全養殖の課題(5)
魚介類の「味」
東京大学名誉教授/高橋 正征

■ゆんたく!島暮らし(113)
男の出番!? 草刈り機
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ】

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】

 

 
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