協業化の経営効果
〜共有・互助の合理性〜
●被災地漁業の復興へ向けてその取り組みが増えた「協業化」だが、コスト削減のみならず、生産物の品質向上や付加価値化などを実現しているモデルも各地にある。実効を得るための要件を事例に学ぶ。
協業による漁業再興を考える
東京海洋大学海洋政策文化学科 教授/馬場 治
佐賀県のノリ養殖における協業化について
佐賀県有明水産振興センター 普及担当係長/増田 裕二
30年続く貝桁網漁の共同操業・プール制
千葉県・海匝漁協の貝捲船団
協業によるイカ釣り漁業のコスト削減の試み
山口県萩市「玉江浦イカ釣り船団」の挑戦
(独)水産総合研究センター 水産工学研究所 研究員/山 剛
山口県漁業協同組合 はぎ統括支店 統括支店長/倉増 均
アワビ漁を再生させたグループ操業方式
茨城県日立市の川尻地区
富山湾のシロエビ漁における協業化
■現地レポート サクラエビによる地域活性化
静岡県/由比港漁業協同組合
●水揚げプール制が様々な新規事業の源泉に
■現地レポート
人気のアユを育む河川漁協の取り組み
鳥取県米子市熊党/日野川水系漁業協同組合
●天然遡上群と日野川産放流魚が釣り人を魅了
■連載 こちら養殖相談室(2)
ヒラメのクドア食中毒対策を急遽改めて考える
国際養殖産業会アドバイザー・魚類防疫士/水野 芳嗣
■論考
難消化性飼料と魚群の偏差
〜新たなストレスマーカーの必要性〜
養殖コンサルタント/三浦 仁嗣
■連載 閉鎖循環飼育の未来と可能性II(7)
欧州における閉鎖循環式養殖の現状
―半閉鎖循環方式によるニジマスの商業養殖―
(独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(屋島庁舎)増養殖部 閉鎖循環システムグループ長/山本 義久
■Pick up
「水産日本」復活への資源管理手法は?
水産庁の「資源管理のあり方検討会」
■魚食スコープ
東信水産の「シーフードスタイリスト」
“対面キッチン”から献立の悩みを解決
■Pick up
漁師と酒蔵がコラボ
江戸前の魚と酒を楽しむ会
■Pick up
国際クール宅急便のネットワーク強化
シンガポールも翌日配達圏に
■連載 季節の献立帳(90)〜フライパンで和風お魚料理〜
鮎の酢蒸し煮
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■22世紀の水産業(192)
〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
エコ漁法に対する社会の支援の必要性
東京大学名誉教授/高橋 正征
■連載 内水面漁業の未来は明るいか(29)
何故イトヨは消えたのか?
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■Sushiは世界の共通語(39)
2010年スペイン・ポルトガル(5)
バースデー in ポルトガル
(有)さかえ寿司 代表取締役/風戸 正義
■ゆんたく!島暮らし(133)
クロワッサンの星−後編−
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■商品・サービス情報
■今月の指標
【編集後記】
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