日韓アワビの増養殖
〜生産構造の比較〜
●近年の日本のアワビ生産量は20年前の6割の水準にとどまる一方で、それに匹敵する輸入があり、その3/4を韓国産養殖物が占めている。一衣帯水の両国のアワビ産地としての違いや如何に?
エゾアワビの栽培漁業
その技術体系と課題
(一社)マリノフォーラム21技術顧問/浮 永久
国内アワビ養殖の近況
各種飼育形態と経営課題
韓国のアワビ養殖
莞島郡主体に年産9000t、1400t前後を海外へ
韓国国立水産科学院/Min Woo Park
食材としての“各国産アワビ”の特徴
(株)ふぃっしゅいんてりあ/矢部 恭之
新たなアワビ養殖システムの模索
■現地レポート
「ひろびろいけすぶり」欧州へ!
大分県津久見市/(株)兵殖
●年産7000t体制、対EU輸出の施設認定を取得
■海外レポート
欧州の寿司工場とサーモン養殖
●兵殖の欧州視察報告
■消費地レポート
地元河川に根ざした“アユ業”
栃木県宇都宮市東岡本町/川島養魚場
●鬼怒川の伏流水でじっくり育て、放流用と直営ヤナへ
■新連載
魚粉をもっと知ってみる!(1)−飼料の低魚粉化のために−
魚粉削減飼料による飼育成績の特徴
高知大学農学部准教授/深田 陽久
■海外レポート
東南アジアのパンガシウス養殖−インドネシア編−
その2 主産地スマトラでの養殖と種苗生産の実際
インテムコンサルティング(株)自然環境部/丹羽 幸泰
■トピック
養殖魚輸出促進への制度改善を嘆願
全養輸協が自民党本部で懇話会、餌飼料高騰対策も
■Pick up
国内養殖マグロ出荷量4割増の背景
■情報バスケット
平成26年漁業・養殖業生産量
■連載 水産物流通販売事業の革新を考える(24)
連携の経済性(2)
〜「肝高のもずく餃子」にみる戦略的連携(上)〜
東京海洋大学大学院 海洋政策文化学部門 教授/婁 小波
■連載 美味しさの舞台裏(82)
「食品表示法」施行で変わること
フードコーディネーター/池田 恵里
■魚食スコープ
北京の特例ふぐ料理店
■トピック
第64回東和会
ウナギ資源管理の具体策まで情報共有図る
今期ジャポニカシラスは4ヵ国で30t強
■連載 季節の献立帳(101)
〜次世代に伝えたい魚の定番料理〜
鯵のなめろう
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■沿岸環境の再生と機能回復(61)
大きく変わる瀬戸内海の管理方策
─「きれいな海」から「豊かな海」へ─
広島大学名誉教授/松田 治
■22世紀の水産業(203)
〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
日本の水産物の生産
東京大学名誉教授/高橋 正征
■内水面漁業の未来は明るいか(40)
続・故郷の川
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■ゆんたく!島暮らし(144)
タコって買うものなんですか?
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
■平成26年内水面養殖業・県別生産量
【編集後記】
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