アクアネット2016年9月号目次
【特集】

“新ルール”の確認
〜変化に対応〜
●水産防疫、生態系保全、クロマグロの資源管理、漁業経営安定対策、食品表示…。養殖業とも関わりの深い「新制度」や「規則改正」を取り上げ、その要点と背景、実行面での課題などを整理する。

水産防疫関連規則の改正
東京大学大学院農業生命科学研究科 水圏生物科学専攻 魚病学研究室 教授/良永 知義

外来生物法等と養殖業への影響

太平洋クロマグロの資源・養殖管理
「緊急ルール」の中身は国際合意に至らず

「養殖共済」と「魚類養殖版の積立ぷらす」
来年4月に制度を一部改正
全国漁業共済組合連合会 企画推進部 部長/岩下 巧

漁業経営セーフティーネット構築事業
原料高止まりとこれまでの改正点

機能性表示食品制度
トクホからのシフト進む?

TPPと食品安全性
動植物検疫にも影響?

【アクアネットレポート】

■現地レポート
良質魚の安定供給と効率生産を実践
山梨県富士吉田市/(有)清養鱒場
●ニジマス主力に150t、経営のバトンは3代目へ

■現地レポート
三浦活魚流通センターが5年ぶり再稼働
●三重県漁連、関東以北への供給体制強化

■消費地レポート
食材豊かな宮城を生で伝える漁師直営居酒屋
東京都中野区/宮城漁師酒場 魚谷屋
●クラウドファンディングで都心に出店

【産地】

■研究
養殖産業における代理親魚技術の利用
〜飼育スペースや労力の軽減、育種の加速、生殖細胞バンクの構築など〜
矢澤 良輔・竹内 裕・吉崎 悟朗

■連載 海面魚類養殖場の環境評価と修復(5)(最終回)
自前モニタリングの大切さ
横山 寿・谷岡 義治・三浦 仁嗣

■隔月連載 閉鎖循環飼育の未来と可能性III(9)
閉鎖循環システムによる海産魚の低塩分飼育
―広島県との共同研究―
(国研)水産研究・教育機構 瀬戸内海区水産研究所(屋島庁舎) 増養殖部 閉鎖循環システムグループ長/山本 義久

■Pick up
国際養殖会議「AquaVision 2016」
養殖産業の重要性と持続的発展への課題を確認

■トピック
ASCの新基準説明会開催
“コア基準+魚種別付属書”方式へ、飼料基準を新設

■トピック
マイワシ資源の増加傾向は継続
第68回水産油脂資源講演会

【消費地・流通】

■新連載 栄養学から見た魚食と健康(1)
ココナッツ油は本当にヘルシー?
女子栄養大学栄養学部 教授/川端 輝江

■連載 水産物流通販売事業の革新を考える(32)
昆布の流通チャネルと取引方法
〜北海道の系統共販を事例として〜
東京海洋大学大学院 海洋政策文化学部門 教授/婁  小波

■魚食スコープ
アユ料理専門店「鮎知」
兼升養魚がアユ食文化を発信

■トピック
第18回ジャパン・インターナショナルシーフードショー

■連載 季節の献立帳(117)〜次世代に伝えたい魚の定番料理〜
鰯の旨煮 粉まぶし
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(69)
「全国海の再生プロジェクト」とは?
─東京湾、大阪湾、伊勢湾、広島湾で進行中─
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(219)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
天然魚と養殖魚の味
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(56)
外来魚、カワウという重荷
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■ゆんたく!島暮らし(160)
大病記(下)
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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