魚介類の毒とその管理 〜安全確保の肝所〜
●食品として、あるいは水中・水辺で、ヒトに危害をもたらすマリントキシン。その種類や特徴、対処法を最新の研究成果に基づき整理する。また、それを有する魚介類自身への毒素の効能についても考える。
魚介類の毒とその特徴
東京海洋大学食品生産科学部門 教授/長島 裕二
東京海洋大学海洋科学技術研究科 博士研究員/桐明 絢
フグ毒の蓄積機構と生理機能
長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 教授/荒川 修
クラゲによる刺症
〜その仕組みと対処法〜
東京海洋大学海洋資源環境学部 教授/永井 宏史
下痢性貝毒とその検査体制の高度化
〜ホタテガイ養殖の復活〜
(国研)水産研究・教育機構 中央水産研究所 水産物応用開発研究センター長/鈴木 敏之
コラム/韓国と中国の“フグ食堂”
コラム/クラゲに刺されて納豆アレルギーに?
■消費地レポート
プロが頼りにする「お魚Gメン」
東京都市場衛生検査所
●信頼関係が守る、築地市場の食品衛生
■現地レポート
地域資源の結晶、「うず潮ぶり」と「すだちぶり」
徳島県/北灘漁業協同組合・徳島魚市場(株)
●持続可能性にもこだわり、低魚粉飼料で薄飼い
■現地レポート
45年続く、クルマエビの“一池養殖”
徳島県鳴門市/鳴門クルマエビ(有)
●塩田から転換、年産3.5tを贈答用主体に販売
■連載 こちら養殖相談室(15)
2016年、養殖と魚病のトピックス
国際養殖産業会アドバイザー・魚類防疫士/水野 芳嗣
■寄稿
MSY理論は誤りである!
密度効果は密度に関係なく起こる
東京海洋大大学院海洋科学系海洋生物学講座 教授/桜本 和美
■寄稿
イソヒメミミズのアルテミア代替餌料としての可能性
潟Cケテック 代表/杉本 正志
■連載 東南アジアで魚を飼う(111)
「近大マグロ」産みの親、原田輝雄を回想する−I
〜原田の水産哲学と「魚飼い」教育〜
近畿大学水産養殖種苗センター 教授/瀬尾 重治
■トピック
「第49回養鱒振興全国大会」、富士宮で開催
鮮度管理、養鱒の歴史、でっぷり&ベジタリアンの品種作出など
■トピック
天然ビワマスの親子丼がグランプリ
「第4回Fish-1グランプリ」開催
■連載 栄養学から見た魚食と健康(4)
魚に多いDHA、卵にも含まれる?
女子栄養大学栄養学部 教授/川端 輝江
■連載 季節の献立帳(120)〜次世代に伝えたい魚の定番料理〜
彩りチリ鍋
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■22世紀の水産業(222)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
養殖魚介類の種の選別理由
東京大学名誉教授/高橋 正征
■内水面漁業の未来は明るいか(59)
風評被害の根絶に挑む(2)
〜神通川の「漁業被害」の虚構〜
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■ゆんたく!島暮らし(163)
ヨット座礁事件
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■商品・サービス情報
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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