アクアネット2017年2月号目次
【特集】

カンパチ養殖の明日
〜ポスト・ブリの試練と活路〜
●「ワンランク上の魚」とされ、ブリ養殖からの転換が進んだカンパチだが、近年は、需要の縮減や魚価の乱高下に悩む場面が増えた。種苗の大半を国外依存している側面もある。改めて突破口を探るとともに、“御三家”のもう1種、ヒラマサでの新たな動きにも注目する。

養殖カンパチ最大産地の近況と課題

量販店におけるカンパチの売り方・売れ方
(有)エバーフレッシュ研究所 代表取締役/堀内 幹夫

カンパチ種苗輸入の変遷と功罪
(株)SINRA 代表取締役/橋 隆行

近畿大学によるカンパチ人工種苗の生産と販売
近畿大学水産養殖種苗センター 奄美事業場長/高橋 範行
近畿大学水産養殖種苗センター 種苗事業部長/谷口 直樹

(株)山崎技研によるカンパチ種苗生産の取り組み
(株)山崎技研 水産事業部研究開発室 主任/植田  一成

「大分ヒラマサ」養殖推進の取り組み
“知る人ぞ知る高級魚”から“大分の新たな顔”へ
大分県農林水産研究指導センター 水産研究部/山本 桂伊

回転寿司でのカンパチ人気は?

“カンパチガール”特訓中

【特集図鑑】
養殖カンパチのプロフィール

【アクアネットレポート】

■現地レポート
一貫体制で鹿児島ブリの海外市場拡大
鹿児島県垂水市/グローバル・オーシャン・ワークス(株)・アクアブルー(株)
●養殖管理から関わり、独自技術で加工、北米の鮮魚卸も傘下に

■現地レポート
ニジマス年産100t体制復活へ
静岡県富士宮市/(株)淀師養魚場
●自家採卵増で歩留りアップ、大型魚も増産

■消費地レポート
築地仲卸厳選の魚をネット注文、即日配送
●東卸による電子商取引「いなせり」が始動

【産地】

■研究
環境DNA
〜水から垣間見る魚類相と生物多様性〜
北海道大学大学院農学研究院 動物生態学研究室 教授/荒木 仁志

■連載 こちら養殖相談室(16)
質問・疑問にホンネでお答えします!
国際養殖産業会アドバイザー・魚類防疫士/水野 芳嗣

■トピック
「全国クロマグロ養殖連絡協議会」発足
値崩れ回避へ輸出強化、完全養殖化も推進

■Pick up
29年漁期の「養殖魚需給検討会」開催
ブリ類、マダイとも “適正導入量”は前年並

■連載 東南アジアで魚を飼う(112)
「近大マグロ」産みの親、原田輝雄を回想する−II
〜原田養殖学の技術的功績〜
近畿大学水産養殖種苗センター 教授/瀬尾 重治


【消費地・流通】

■連載 栄養学から見た魚食と健康(6)
“おさかな”は代表的な「コア食品」
女子栄養大学栄養学部 教授/川端 輝江

■連載 季節の献立帳(122)〜男の魚料理〜
鰯のさんが
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(224)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
人工種苗を使った魚介類の養殖
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(61)
風評被害の根絶に挑む(4)
〜イ病裁判の判決要旨にも漁業被害は登場しない〜
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■ゆんたく!島暮らし(165)
島ぞうり
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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