アクアネット2017年3月号目次
【特集】

魚介類の“仕上げ”技術
〜「点睛」の科学〜
●生鮮魚介類の評価は、実需者らに引き渡された時点での、うま味、歯ごたえ、におい、色調などでなされる。最善な状態を実現するため、生産者にとっての“最終工程”で用いることができる技法、それに関わる最新の研究成果を拾う。

マダイの「活け」出荷における品質向上の要件
兵庫県立農林水産技術総合センター 但馬水産技術センター 主任研究員/鈴木 雅巳

活魚輸送がマダイの生理状態および肉質に与える影響
愛媛大学南予水産研究センター/三浦 猛・滝本 敦史
広島工業大学環境学部/三浦 智恵美

オリーブ葉粉末の投与による養殖ブリの血合筋褐変抑制技術
香川県水産試験場 主席研究員/大山 憲一

“ヤケ肉”の発生メカニズムとその防止策の検討
東筑紫短期大学食物栄養学科 助教/宮ア 里帆
長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科 教授/橘  勝康

サーモン色揚げ技術の刷新
淡水期からのアスタキサンチン給与の合理性
スクレッティング(株) コミュニケーションズ&マーケティング/永本 智美

コラム/出荷魚を“磨く”技術開発

【特集図鑑】
品質向上へのターゲット

【アクアネットレポート】

■現地レポート
「さつま黒酢ぶり」の新たな挑戦
鹿児島県霧島市/福山養殖
●輸出用大型魚も早生物も生産、直販も強化

■消費地レポート
今朝獲れの地魚を“リーズナブルな価格”で提供
(株)エーピーカンパニー  四十八漁場
●SNSによる店と浜の好循環も魅力に

【産地】

■生理
養殖クロマグロにおけるEP飼料の消化性
〜長い滞留時間の影響、消化器官の劇的変化による適応など〜
愛媛大学南予水産研究センター/三浦  猛
広島工業大学環境学部/三浦 智恵美

■寄稿
ブリ当歳魚の養殖尾数と浜値の関係
(株)ウエノフードテクノ 水産動物薬販売係 特別社員/安尾 友彦

■施策
薬剤耐性(AMR)対策アクションプランについて
農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 水産安全室/江口 静也

■生産資材情報
2017年アルテミア耐久卵の供給見通し
GSL収獲量は前期比2割増、中国産は高値安定
マリンテック(株)/五十島 昇

■Pick up
国内流通食品にもHACCP義務化へ

■Pick up
小規模漁業も取得可能なエコラベルの必要性
国際シンポジウム「持続可能な漁業認証制度の構築に向けて」


【消費地・流通】

■トピック
新体制で「魚を楽しむ生活」の提案強化
東信水産の織茂新社長が初会見

■トピック
卸売市場生き残りに、広域調整・連合を!
角上魚類の水野常務も講演
第6回卸売市場研究会

■トピック
全鮎連が築地荷受と意見交換
市況見通しや需要喚起策など

■Pick up
老舗マグロ問屋によるブランド構築
「まぐろコンシェルジュ」で売上3倍増も

■連載 栄養学から見た魚食と健康(7)
魚摂取と認知症
女子栄養大学栄養学部 教授/川端 輝江

■連載 季節の献立帳(123)〜男の魚料理〜
鯵の姿焼き
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(72)
「瀬戸内法」改正後の新たな動き
─出揃った13の関連府県計画─
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(225)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
人工種苗に支えられている錦鯉
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(62)
風評被害の根絶に挑む(5)
〜「水の科学者」の論述〜
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■魚百景・百味(49)
シェラトンで朝食を
〜アフリカODA戦士の息継ぎ的シーフード〜
インテムコンサルティング(株)/土居 正典

■ゆんたく!島暮らし(166)
大発生
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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