アクアネット2017年8月号目次
【特集】

増肉単価の改善余地
〜低魚粉化と育種の現状〜
●日本の養魚飼料の魚粉比率はこの10年で15ポイント下がったが、「低魚粉化」は手段であって目的ではない。最新の実証試験結果などから、育種効果も含めたエサ代抑制・低減の可能性と実現への課題を改めて検証する。

ブリ用低魚粉飼料による増肉コスト低減に向けた取り組み
〜動物性原料の可能性、季節による使い分けも検討〜
石田典子・松尾斉・松倉一樹・山下浩史・安藤嘉英・柳宗悦・輿石友彦・佐藤秀一

マス類における低魚粉飼料の有効性評価
〜全国養鱒技術協議会養殖技術部会の連絡試験より〜
山梨県水産技術センター忍野支所 研究員/三浦 正之

栄養学の立場からみた育種による効率改善の可能性
(国研)水産研究・教育機構 増養殖研究所 飼餌料グループ長/山本 剛史

JF愛知淡水における低魚粉飼料の開発・利用と経済性
愛知県淡水養殖漁業協同組合 代表理事組合長/小堀 彰彦

育種による低魚粉飼料の利用性向上の可能性
東京海洋大学教授(海洋生物資源学部門)/坂本  崇

Pick up/「ゲノム編集」で筋肉倍増のマダイを作出
近大水研の家戸教授が公開講座で講演

特集後記/“宿題”


【アクアネットレポート】

■インタビュー
自社加工で輸出拡大と付加価値アップを!
(有)橋口水産 代表取締役/橋口 直正さん
●若松瀬戸で育てたブリを長崎漁港でフィレーに

■現地レポート
ニジマス良質卵を完全通年供給!
長野県下高井郡山ノ内町/(有)児玉養魚場
●成魚生産は「信州サーモン」と「信州大王イワナ」に注力

■消費地レポート
若手料理人たちが推進する和食給食
一般社団法人 和食給食応援団
●献立立案や調理指導で学校栄養士をサポート

【産地】

■集中連載 ファージと魚病対策(3)(最終回)
ファージに学ぶ
広島大学名誉教授/中井 敏博

■連載 こちら養殖相談室(18)
日本一のマアジ養殖産地にお邪魔しました!
国際養殖産業会アドバイザー・魚類防疫士/水野 芳嗣

■連載 東南アジアで魚を飼う(115)
東南アジアでウナギを飼う−II
〜ウナギに係わるこれまでの有り難い経験〜
近畿大学水産養殖種苗センター 教授/瀬尾 重治

■トピック
行政はウナギを救えるか
保全シンポ「うな丼の未来]」開催

■Pick up
量から質への意識転換進む
養殖魚の輸出拡大に期待
JF全漁連の長屋専務が講演


【消費地・流通】

■連載 栄養学から見た魚食と健康(12)(最終回)
栄養バランスを考える(3)
−魚を食べてもらうには−
女子栄養大学栄養学部 教授/川端 輝江

■連載 季節の献立帳(128)〜男の魚料理〜
鯛の刺身3種
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(230)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
「家魚」に求められる性質
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(67)
風評被害の根絶に挑む(10)
〜夢の川と夢の大地に!〜
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■ゆんたく!島暮らし(171)
通勤時間
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■商品・サービス情報
■今月の指標
【編集後記】




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