アクアネット2018年7月号目次
【特集】

“非定番魚種”の伸びしろ
~個性を見つめ直す~
● 種の多様性も魚食の魅力と考えられ、養殖魚においても多魚種化による総需要拡大が図られてきた。しかし、食卓に登場する水産物の顔ぶれはむしろ画一化し、 「その他」の出番は減った感がある。“量販店等で定番となっている以外の魚種”の消費・流通をめぐる近況と課題を確認する。

“非定番魚種”は需要を伸ばせるか?

SM鮮魚部における魚種の多様性と収益性
(有)フード・サポート 代表取締役/細川 良範

活魚流通における定番・非定番
その顔ぶれと消費環境の変化
東京都東村山市/(株)ふぃっしゅいんてりあ

近畿大学による養殖種苗開発と普及の歩み
近畿大学水産養殖種苗センター 事業本部長/高岡  治

養殖シマアジの供給量と価格の推移

養殖ヒラメの市場縮小の構図

フグ市場の縮小要因と拡大方策
下関市立大学経済学部 教授/濱田 英嗣


【アクアネットレポート】

■現地レポート
林養魚場いわきRASプラントが始動!
福島県いわき市/(株)林養魚場 いわきプラント
●淡水によるサケマスのふ化から中間育成まで

■現地レポート
赤潮にも耐え得る養魚経営を追求
熊本県上天草市/(有)紀勝水産
●マダイ25万尾にシマアジ、イサキ、カキ。自社便で周年活出荷

■現地レポート
多彩な事業で川魚の魅力伝える
栃木県那珂川町/(有)林屋川魚店
●地元間伐材利用のウナギ養殖も

【産地】

■シリーズ 養殖業における新たな取り組みの経済性評価(2)
ブリ養殖における地場加工会社との取引関係構築
東京大学 農学特定研究員/呂 昱姮
(国研)水産研究・教育機構 中央水産研究所 主幹研究員/桟敷  孝浩

■現地レポート
宮城ギンザケの陸揚げ・活〆処理の効率化

■トピック
「水産政策の改革に係る説明会」開催される
唐突な政策大転換に戸惑いと不満

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(78)
地味な重要魚種(2)-コイ(後編)-
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■連載 魚百景・百味(51)
パンガシウスがやってきた
~“アジアの巨人”のアフリカ侵攻~
インテムコンサルティング(株)/土居 正典


【消費地・流通】

■連載 水産物流通販売事業の革新を考える(38)
「魚離れ」と水産物フードシステムの変容
東京海洋大学大学院 海洋政策文化学部門 教授/婁  小波

■トピック
公開シンポ「うな丼の未来VI」開催
ウナギ属のCITES掲載と管理状況について報告

■連載 季節の献立帳(139)~男の魚料理~
茹で鯖トマト餡かけ
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(80)
新たな環境基本計画と海洋基本計画
─SDGsと里海もポイントに─
広島大学名誉教授/松田 治

■22世紀の水産業(241)~第5部 「新しい」水産学と水産業~
多様な魚介類が楽しめる漁獲漁業
東京大学名誉教授/高橋 正征

■エッセイ 自然・魚・漁労(1)
断言できること・できないこと
(一財)東京水産振興会特別研究員/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(182)
刃物のある日常
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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