アクアネット2019年4月号目次
【特集】

水産資源と漁業管理をめぐる真否
〜目標と手段の妥当性〜
●「日本だけが漁獲減」は本当か? アウトプット管理の具体的手法とその合理性・実効性は?…、直近のデータや知見も吟味し、新漁業法下の我が国漁業の進路を考える。

漁業管理を上手に行えば、日本の水産業は復活するのか?
東京大学大学院 教授/八木 信行

生態系アプローチから見た改正漁業法の意義と課題
資源管理手法としてのMSY理論の限界
横浜国立大学環境情報研究院 教授/松田 裕之

「水産改革」における栽培漁業の位置づけを危惧する
(公財)神奈川県栽培漁業協会 専務理事/今井 利為

「水産資源の評価・管理のこれから」
水産海洋学会がシンポジウム開催

“成長産業化に向けた資源管理のあり方”問う
水産学会水産政策委員会がミニシンポ

サケ来遊数の減少要因は?
大気海洋研の兵藤教授が海洋フォーラムで講演


【アクアネットレポート】

■現地レポート
「乙女鯛」、出荷技術でブラッシュアップ!
高知県須崎市/(株)小島水産
●特製飼料による身質改善、ストレス軽減も徹底

■現地レポート

観光資源としても光る「昼セリ」
富山県射水市/新湊漁業協同組合
●表層〜深層の多様な魚介を漁獲、高鮮度を追求

■海外レポート
ノルウェーのAqua Nor
世界屈指の輸出型水産業の原動力を垣間見る
鹿児島大学副学長・水産学部教授/前田 広人


【産地】

■新連載 漁業と外部との連携を考える(1)
生産者と民間企業の連携による市場開拓
〜鹿児島県長島町「むじょかさば」生産者グループを事例に〜
鹿児島大学水産学部 准教授/鳥居 享司

■新技術
緑色光照射によるホシガレイとヒラメの成長促進
高橋 明義・清水 大輔・都留 久美子・木藪 仁和・水澤 寛太

■品質管理
養殖ブリ血合筋の褐変機序とその進行に関わる諸要因
pH、リン脂質、成熟、温度etc.
長崎県水産部 水産加工流通課 養殖・輸出振興班/久保 久美子

■トピック
スクレッティング社が“マグロセミナー”
ソフトな触感のEP飼料「MaGro」を披露

■トピック
2018年の国内クロマグロ養殖実績
出荷量は過去最高の17,641t、人工種苗の活込は前年比23%減

■連載 魚百景・百味(53)
人生いろいろ、アロワナもいろいろ
インテムコンサルティング(株)/土居 正典

■商品・サービス情報
生簀内を超音波で見える化、給餌機を遠隔制御
インターネット自動給餌システム「餌ロボ」
パシフィックソフトウエア開発(株)/(株)パシフィックシステム

■寄稿
初期餌料イソヒメミミズに抗菌成分を付加する試み
(株)イケテック 代表/杉本 正志


【消費地・流通】

■Pick up
30年度農水産物輸出の優良事業者表彰
イヨスイに大臣賞、山治などに局長賞

■連載 給食, Do you know?(6)
なぜ起きた?食物アレルギー事故
(特非)チーム学校給食&食育委員/大留 光子

■連載 季節の献立帳(148)〜おひとり様の魚料理〜
鯛のタンドリー風味焼
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(250)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
栽培漁業の課題、環境収容力
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(87)
地味な重要魚種(5)−フナ−
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■エッセイ 自然・魚・漁労(10)
統計の重要性
豊海おさかなミュージアム館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(191)
豆腐作り体験授業
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵


【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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