アクアネット2019年10月号目次
【特集】

人工種苗の今日的価値と課題
〜“適性を磨く”管理〜
●生産効率のみならず、天然資源への負荷や寄生虫リスク軽減の観点からも、水産有用種の人工種苗が求められる場面が増えている。一方、用途によっては遺伝的多様性等への懸念も。その長所と発展余地、要改善点などを確認する。

水産増養殖における人工種苗の価値
近畿大学水産研究所/升間 主計

種苗生産現場の技術課題と克服へのアプローチ
日本大学生物資源科学部 海洋生物資源科学科/澤山 英太郎

水産有用種の種苗生産現場における最近の魚病問題
(国研)水産研究・教育機構 増養殖研究所 魚病研究センター/西岡 豊弘

養殖用種苗における育種の現状と展望
近畿大学水産研究所/家戸 敬太郎

「ブリ優良人工種苗周年供給システムの構築」事業の概要
(国研)水産研究・教育機構 開発調査センター/大河内 裕之

ニッスイによるブリ人工種苗生産と育種の取り組み
日本水産(株)中央研究所 大分海洋研究センター/原  隆

【特集図鑑】


【アクアネットレポート】

■現地レポート
マダイ・ブリ養殖の“成長株”
高知県宿毛市/(株)濱兆
●専用飼料も開発、魚本来の旨さと効率を追求!

■海外レポート
中国青海省のダム湖でのニジマス養殖
愛知県淡水養殖漁業協同組合 代表理事組合長/小堀 彰彦
●標高2600mの「龍羊峡」で生食用大型魚を1.5万t

■消費地レポート
多忙な消費者と川中・川上を結ぶ新たな生鮮インフラ
クックパッドマート
●独自アプリで集荷・配送・受取をマッチング、利便性と値頃を両立


【産地】

■提言
沿岸漁業と養殖業の“成長産業化”を考える
東京海洋大学海洋政策文化学科 准教授/工藤 貴史

■防疫
ニジマスのIHNと冷水病混合感染症の現状と対策
長野県水産試験場 増殖部 技師/竹内 智洋

■口絵
冷水病の卵内感染防除のためのサケマス受精卵の吸水前消毒

■トピック
マイワシ・マサバ親魚の質が仔魚の生残に影響
〜第71回水産油脂資源講演会〜

■Pick up
輸出拡大へ、さらなる制度改善を要望
全養輸協が定時総会


【消費地・流通】

■トピック
グローバルフィッシュが「食財食味交流会」
選りすぐりの海山の幸を“匠”が調理実演

■トピック
東信水産総本店でオリーブハマチPR
香川県知事、漁連会長、おさかな大使ら来店

■連載 給食, Do you know?(12)(最終回)
食育を通じて、豊かな食歴を!
(特非)チーム学校給食&食育委員/大留 光子

■Pick up
HACCP義務化のあらまし
全国漁業協同組合学校が研修会開催

■連載 季節の献立帳(154)〜おひとり様の魚料理〜
鰯のハンバーグ
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(256)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
海のプラスチック汚染と天然魚の安全性
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(93)
内水面の漁法(2)−アユのテンカラ網漁(後編)−
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■エッセイ 自然・魚・漁労(16)
アフリカ開発会議での“公約”とサバ輸出の行方
豊海おさかなミュージアム館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(197)
オーバーツーリズム考(下)
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵


【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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