養魚のエサをめぐる近況 〜「生産物」のエンゲル係数〜
●給餌養殖でコストの最大部分を占めるエサ代。実用配合飼料の魚粉依存度、魚粉・魚油の国際的な需給バランス、「生餌」資源における食用との競合などの“今”を確認する。
養魚飼料この10年の変化
〜低魚粉飼料は普及したのか?〜
フィード・ワン(株)水産飼料部 水産研究所長/鈴木 秀和
ペルー魚粉は復調、中国需要が急減
魚粉・魚油需給の近況
飼料添加物等の価格動向
生餌高騰の構図
小型サバは食用需要と、マイワシは養殖魚間で競合
飼餌料高騰に備えた国庫補助事業
■現地レポート
持続的な養魚経営への成長戦略
愛媛県南宇和郡愛南町/大西水産(有)
●現場8人でマダイ650t/年、適正規模と効率を追求
■現地レポート
海面養殖用種苗を増産、内水面釣り場にも安定供給
鳥取県倉吉市/(株)小泉川養魚場
●6魚種を養殖、スモルトはギンザケ100t・ニジマス60t体制に
■消費地レポート
ビュッフェレストランで認証水産物フェア
グランイート銀座
●東京五輪選手村で提供される認証食材が集合
■特報 領土問題に隠れた色丹島発巨大水産プロジェクト(前編)
〜辺境地の水産ベンチャーが起こした「四島の奇跡」〜
(国研)水産研究・教育機構/神頭 一郎
■口絵
北方四島の巨大水産プロジェクト
■隔月連載
近年の海産魚類養殖における魚病対策の変化(3)(最終回)
抗菌剤の使用
大分県農林水産研究指導センター水産研究部/福田 穣
■連載 東南アジアで魚を飼う(125)
養殖を始める前に必ず知っておきたいこと−I
〜最先端技術開発/導入の前に肝に銘じてほしい現実と心得〜
近畿大学水産養殖種苗センター 教授/瀬尾 重治
■連載 内水面漁業の未来は明るいか(94)
内水面漁業の難敵、腰痛(前編)
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■Pick up
2019年の宮城ギンザケ水揚げ実績
前年比86%の1万3816t、単価は41円高の608円
■Pick up
「第2回養殖業成長産業化推進協議会」開催
主要魚種毎のマーケット戦略など議論
■トピック
「第30回ACNフォーラム」開催
マダイ等の感染症対策を再確認、諾智サーモン養殖視察報告も
■トピック
「国連海洋科学の10年〜One Oceanの行動に向けて〜」開催
日本学術会議公開シンポジウム
■トピック
東京湾大感謝祭2019で魚食普及イベント
「Zip!」の桝アナを迎えてトークショー
■リレー連載 技術士通信(4)
「水産加工」を専門とする技術士の活動
(公社)日本技術士会水産部会/片山 博視
■連載 季節の献立帳(155)〜おひとり様の魚料理〜
帆立柱 吉野煮
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■沿岸環境の再生と機能回復(88)
「藻場・干潟ビジョン」の展開状況
─先進的な地方自治体の取り組み、流域圏との関係─
広島大学名誉教授/松田 治
■22世紀の水産業(257)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
養殖魚の安全性を考える
東京大学名誉教授/高橋 正征
■エッセイ 自然・魚・漁労(17)
資源・人手不足と底堅い需要
豊海おさかなミュージアム館長/石井 元
■ゆんたく!島暮らし(198)
毛遊びの名残り?
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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