 “代替手段”の発展性
～窮策とブレイクスルー～
●代替技術や代替原料は、従来のやり方に問題が生じたときなどに見出されるが、電球→蛍光灯→LEDのように新たな機能や市場を獲得する例もある。養殖生産や水産食品加工に関わる、気になる置換・補完技術の現状と今後の可能性を確かめる。
生殖幹細胞操作で拓く未来の魚類生産
森田哲朗・矢澤良輔・濱崎将臣・市田健介・吉崎悟朗
エサを安く作る発想と実現への課題
滋賀県立大学 環境科学部 生物資源管理学科および大学院 教授/杉浦 省三
微細藻類由来油脂による魚油代替の可能性
東京海洋大学 学術研究院 教授/佐藤 秀一
大豆タンパク・植物油脂の水産食品に対する機能効果
日清オイリオグループ(株) ユーザーサポートセンター 加工食品開発課 課長 兼 ヘルスサイエンス事業推進室/岡崎 敏樹
精密発酵が動物タンパク生産業にもたらすインパクト
米国シンクタンクによる予測
■現地レポート
新たな家業、スジアオノリの陸上養殖
愛媛県宇和島市遊子/スリーラインズ(株)
●地下海水利用の完全養殖、高付加価値加工も
■消費地レポート
新加工場が始動、攻めの多角化へ
東京都東村山市/(株)ふぃっしゅいんてりあ
●EC直販サイト開設、ベトナム輸出も
■技術レポート
アルテミアふ化幼生と卵殻の超速ネット分離法
サイズ差を利用、1億個体を約5分で
（公財）ひょうご豊かな海づくり協会 栽培資源部/檍 秀隆
■連載 ノルウェーの資源管理の実像(2)
漁業管理制度の設立経緯と濃淡
鹿児島大学水産学部/鈴木 崇史・鳥居 享司
■連載 改正漁業法とは、どのようなものか(3)
漁獲可能量による管理を基本とする法体系への変更と問題点
全国漁業協同組合学校 漁業法講師/田中 克哲
■連載
養殖随想-取材手帳からの「養殖ニッポン 今昔記」-(1)
ポスト遠洋漁業時代の光明
佐々木 満
■生産資材情報
2021年アルテミア耐久卵の供給見通し
GSL産は十分量、中国産は例年並か
マリンテック(株)/五十島 昇
■Pick up
韓国の日本産ブリ活魚輸入
2020年は過去最高の2,625t、2,227万ドル
■連載 内水面漁業の未来は明るいか(110)
アユ釣り、アユ漁の拡大でこの国難の克服を！（続編その8）
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■連載 水産物流通販売事業の革新を考える(45)
中国における生鮮食品電子商取引の展開と課題(2)
東京海洋大学大学院 海洋政策文化学部門 教授/婁 小波
■トピック
「全国養殖クロマグロ品評会」初開催
高知の道水中谷水産が最優秀賞に
■連載 季節の献立帳(171)～お役立ち！作り置き魚料理～
牡蠣のオイル漬け
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■沿岸環境の再生と機能回復(96)
「東北マリンサイエンス」と被災地の水産復興
─10年間の成果と今後の展望─
広島大学名誉教授/松田 治
■22世紀の水産業(273)～第5部 「新しい」水産学と水産業～
水産生物資源にとっての水質
東京大学名誉教授/高橋 正征
■エッセイ 自然・魚・漁労(32)
被災地水産業における働き手の問題
豊海おさかなミュージアム館長/石井 元
■ゆんたく！島暮らし(214)
水納班による植栽自治
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚！なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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