コロナ渦中の水産物流通 〜変わったこと・変わらないこと〜
●外食規制や“巣ごもり需要”、国の補助事業などは、魚介類とその加工品の小売シーンや中間流通等にどのような影響をもたらしているのか。豚肉との対比も試みる。
コロナ禍がSM水産部門にもたらした影響
(有)エバーフレッシュ研究所 代表取締役/堀内 幹夫
食品スーパーにおけるおさかな惣菜と簡便化
家庭内調理は一時的、惣菜・簡便化志向は続く
KTMプラニングR 代表/海蔵寺 りかこ
冷凍技術、養殖魚の存在感高まる
卸から見た水産物供給の今後
(株)マルイチ産商 水産事業部
食品のネット通販利用、若者と応援消費が押し上げ?
主要水産物の輸出入の変化
新型コロナ禍のなかでの豚肉需給
豚の疾病問題も絡む好環境と今後の課題
(株)アニマル・メディア社 専務取締役/岩田 寛史
農水省による国産農林水産物の販売支援事業
[Data]
スーパーとコンビニの食品売上高の推移
[Data]
居酒屋等の売上高の推移
■海外事情
サケジラミ対策を通してみるノルウェーの最先端養殖技術
(株)ゴトー養殖研究所 取締役副社長/中西 照幸
AKVA-TRADE LTD. 会長兼ゼネラルマネージャー/Jørgin Gunnarsson
●薬剤に依存しない防除のアイデアと設備
■消費地レポート
ランチ営業だけカンパチ丼専門店に
(株)スパイスワークスホールディング/小浜水産
●コロナ下の居酒屋向け“二毛作”プロジェクト
■防疫
サケ種苗生産時に発生する水カビの侵入経路と対策
大類穗子・長野由梨子・高橋こなみ・野中健一
■連載 改正漁業法とは、どのようなものか(5)
海区漁業調整委員会の公選制の廃止等と問題点
全国漁業協同組合学校 漁業法講師/田中 克哲
■連載
養殖随想-取材手帳からの「養殖ニッポン 今昔記」-(3)
養殖国際交流の扉
佐々木 満
■トピック
モジャコ採捕低調
5/10時点で充足量の半分未満
■トピック
ニチモウなど循環式陸上養殖事業化へ
九電発電所の敷地でサーモントラウト生産
■トピック
2020年の国内クロマグロ養殖実績
出荷量は前年比95%の18,609t、うち17%が人工種苗由来魚
■連載 内水面漁業の未来は明るいか(112)
アユ釣り、アユ漁の拡大でこの国難の克服を!(続編その10)
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■Pick up
市場法改正後の卸売会社の取組み課題
第34回全国生鮮流通フォーラム
■連載 季節の献立帳(173)〜お役立ち!作り置き魚料理〜
鮎の一夜干し
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■沿岸環境の再生と機能回復(97)
海域の新たな栄養塩類管理制度について
─「瀬戸内法」一部改正案の意味するもの─
広島大学名誉教授/松田 治
■22世紀の水産業(275)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
コロナ禍と釣り場
東京大学名誉教授/高橋 正征
■エッセイ 自然・魚・漁労(34)
トリチウムの海洋放出をめぐる説明
豊海おさかなミュージアム館長/石井 元
■技術士通信(12)
MEL養殖認証の普及に向けて
その規格の特徴
(公社)日本技術士会水産部会/高柳 和史
■ゆんたく!島暮らし(216)
庭のアマリリスたち
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】
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