貨客混載で鮮魚を運ぶ! 〜速さとコストの“相乗り”効果〜
●CO2排出削減、ドライバー不足などを背景に、トラック依存の緩和を模索する物流業界。その切り札の一つ、旅客輸送との“相乗り”は、鮮魚にとってもメリットが多い。先進事例を紹介する。
全国の高速バスを結んで新たな物流網構築
“小ロットこだわり食材”を専用保冷ボックスで
(株)アップクオリティ 「産地直送あいのり便」
新幹線の貨客混載
輸送最多品目は鮮魚、エキソト店舗への直納も
東日本旅客鉄道(株)
地方食材を24時間以内に首都圏の個人宅へ
リムジンバス→ANA→宅配便
産直EC販売サイト「エドノイチ」
(株)3rd compass 代表/木村 幸太郎
東卸の共同配送事業
都下や近県へエリア拡大中
【特集図鑑】
“相乗り”による鮮魚輸送の効率化・迅速化
■現地レポート
高速バスで届ける「朝獲り旬魚」
千葉県南房総市/東安房漁業協同組合
●定置網の漁獲魚を100km先のデパ地下や外食へ
■海外レポート
ミャンマーのソフトシェルクラブ養殖
中華民国水産種苗協会 理事長/于 乃衡
●天然種苗を水面の“個室”で飼育、2時間置きに脱皮を確認
■消費地レポート
老舗鮮魚店と直営カレー店の“美味しさ・楽しさ”
神奈川県藤沢市/藤保水産・魚とカレーのお店
●時代に合わせた提案方法と新たな挑戦
■提言
よみがえれ!水産大国日本
日本型持続可能な次世代養殖システムの開発
(国研)水産研究・教育機構 理事長/中山 一郎
■被害軽減技術
国内における有害赤潮対策の高度化と課題
(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所/紫加田 知幸
■研究
養殖魚の消化生理と植物性飼料
(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所/村下 幸司
■連載
養殖随想-取材手帳からの「養殖ニッポン 今昔記」-(4)
苦難を乗り越え復活へ
佐々木 満
■Pick up
ブリ種苗の安定確保図る
今期は充足率4割か
全海水が通常総会
■Pick up
韓国の日本産ブリ活魚輸入
2020年は過去最高の2625t、活ブリ総供給量は9619t
■Pick up
「輸出拡大実行戦略」の具体策を概説
農水省がオンライン説明会
■連載 内水面漁業の未来は明るいか(114)
アユ釣り、アユ漁の拡大でこの国難の克服を!(続編その12)
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■トピック
好評! 週2回の「千倉漁港直送販売」
そごう千葉店 食品館
■トピック
仲卸の目利きに「サステナブル」の付加を!
東卸がワークショップ
■連載 季節の献立帳(175)〜お役立ち!作り置き魚料理〜
鰤の燻製
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■沿岸環境の再生と機能回復(98)
太田川再生とアユの復活
─短期・中期・長期的な取組みの現在地─
広島大学名誉教授/松田 治
■22世紀の水産業(277)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
魚好きが魚を手に入れやすくなるには
東京大学名誉教授/高橋 正征
■エッセイ 自然・魚・漁労(36)
高豊度の資源を美味しく食べる
豊海おさかなミュージアム館長/石井 元
■ゆんたく!島暮らし(218)
ゆんたくの家
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■図書紹介
■今月の指標
【編集後記】
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