アクアネット2022年2月号目次 |
水産資材の省石油&リサイクル 〜負のインパクトを圧縮〜
●社会の持続性や生態系保全等の観点から、石油・プラスチックの利用低減が強く求められるようになった。水産物の生産・流通現場でそれを実践するための技術開発や新たな取り組みに注目する。
生分解性プラスチックを用いた漁業資材の開発
ニチモウ(株) 研究開発室/伊藤 翔、貝田昂大、熊沢泰生
漁船の省エネ航法と“水素で動く”養殖作業船の開発研究
ウェザールーティング、水素燃料電池の活用
(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門 水産工学部/三好 潤
ポリエステル漁網のリサイクルとその意義
帝人、木下製網などによる「Re:ism」プロジェクト
“エコ素材”EPSの用途拡大とさらなる省プラ化
トーホー工業の取り組み
漁業系プラごみ処理に関わる指針等の改訂
プラスチック資源循環法の概略
【特集コラム】
親環境型樹脂や省プラ製品各種
第12回高機能素材Week
「みどりの食料システム戦略」の水産分野の重要課題
【特集図鑑】
水産資材の省石油&リサイクルの注目事例
■現地レポート
小所帯での効率経営を再構築
愛媛県南宇和郡愛南町/ヤマニ中田水産
●出荷形態広げてシマアジを拡販、マダイは超低魚粉飼料で
■消費地レポート
熱海の未活用魚を園児の給食に
神奈川県熱海市/「海と食の地域モデルin熱海」プロジェクト
●“魚種を問わないダシ”にも加工
■防疫 スクーチカ症〜最近、分かってきたこと〜
愛媛大学沿岸環境科学研究センター 准教授/北村 真一
■論考
魚類養殖業の本来的産業特性と日本の養殖業の展望(下)
〜日本の魚類養殖業の限界と可能性〜
鹿児島大学水産学部教授/佐野 雅昭
■隔月連載 宮城県離島の震災復興の現段階(2)
女川町出島
(株)水土舎 最高顧問/乾 政秀
■連載
養殖随想-取材手帳からの「養殖ニッポン 今昔記」-(11)
コンクリート護岸の功罪
佐々木 満
■インタビュー
市場ニーズ踏まえ、マダイ・ハマチのサイズアップ
愛媛県漁業協同組合遊子支所 運営委員長/田中 宇三男さん
■トピック
ブリ人工種苗生産の現状と課題を確認
「第8回ブリ類養殖振興勉強会」オンライン開催
■コラム
2021年の世界の配合飼料生産は12億3500万t
水産用は前年比104%の5.1千万t
■連載 海の向こうから鱒が来た(7)―西洋鱒移殖小史―
マクドナルド公使 情熱の背景
錦織 則政
■連載 TATS紀行(5)
魚残渣と規格外鶏卵から生まれた高栄養魚粉「オメガフィッシュ」
(株)TATSコーポレーション 代表取締役/石井 達雄
■連載 季節の献立帳(182)〜ワンプレート料理〜
鰯のサンガ
料理研究家/田口 道子
■鮮魚・活魚市況
■22世紀の水産業(284)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
災害時のシティコンを利用した人工海底山脈の建設
(株)人工海底山脈研究所 代表取締役/鈴木 達雄
■内水面漁業の未来は明るいか(121)
アユ釣り、アユ漁の拡大でこの国難の克服を!(続編その19)
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦
■エッセイ 自然・魚・漁労(43)
アサリの問題
豊海おさかなミュージアム館長/石井 元
■ゆんたく!島暮らし(225)
鳴くよウグイス
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵
■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
■2020年(令和2年)海面養殖業都道府県別収穫量
【編集後記】
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