アクアネット2022年10月号目次
【特集】

水産新時代の都道府県水試の役割
〜地域資源を支え、磨く〜
●70 年ぶりの漁業法改正や成長産業化戦略などの政策転換、資源や環境保全に関する社会意識の高まりも実感される中で、地元の現業者と接しながら様々な技術開発 や調査・分析などを担ってきた都道府県の水試・水研は、今どのような課題と向き合い、どんな取り組みを行っているのか。分野別に実例から発信する。

[資源]
石川県におけるホッコクアカエビの資源管理と資源調査
石川県水産総合センター 海洋資源部長/四方 崇文

[漁場環境]
日向灘の水温の長期変化傾向の把握
宮崎県水産試験場資源部 主任研究員/山田 和也
宮崎県漁業管理課 課長補佐/荒武 久道

[栽培・養殖]
埼玉県の食用魚養殖と水産研究所による技術開発
埼玉県水産研究所 副所長/山口 光太郎

[魚病対策]
滋賀県の養殖現場および天然水域における魚病対策と課題
滋賀県水産試験場 環境・病理係 主任主査/菅原 和宏

[利用加工]
北海道の水産加工業が抱える課題と道水試の研究開発
(地独)北海道立総合研究機構 中央水産試験場 加工利用部 部長/武田 忠明

【特集図鑑】
水産新時代の都道府県水試の役割


【アクアネットレポート】

■現地レポート
豪雨被災乗り越え、渓流魚を周年供給
群馬県嬬恋村/嬬恋山女岩魚生産組合
●4つの用水を駆使、種苗の成長速度もコントロール

■現地レポート
ブリ早期人工種苗の生産順調
鹿児島県垂水市/鹿児島県ブリ人工種苗生産施設
●“全長70mmで45万尾供給”を1年前倒しで達成

■消費地レポート
東信水産荻窪総本店がリニューアル
●即食型商品を強化、迫力の「実演厨房」


【産地】

■寄稿
乳酸菌による養殖魚の成長改善とその作用機序
免疫機能、腸管機能が向上
ハウスウェルネスフーズ(株) 開発研究所/室ア 伸二

■隔月連載 宮城県離島の震災復興の現段階(6)
塩竈市朴島
(株)水土舎 最高顧問/乾  政秀

■連載
随想-取材手帳からの「水産ニッポン 今昔記」-(19)
漁業から養殖へ(5)
令和版・開かれた養殖の未来
佐々木  満

■連載 海の向こうから鱒が来た(15)(最終回)
―西洋鱒移殖小史―
敗戦、そして戦後へ
錦織 則政

■Pick up
2022年の宮城ギンザケ水揚げ実績
前年比9%増の1万7253t、単価は3割高の724円

■Pick up
バナメイの養殖技術や販売戦略を紹介
第5回サーモン・陸上養殖勉強会

■トピック
培養魚肉開発、道東の海洋変動の最前線を報告
第74回水産油脂資源講演会


【消費地・流通】

■トピック
水産物電子商取引6事例を紹介
組合学校販売事業コース

■トピック
第24回シーフードショー開催
前年比1.5倍の550社が出展

■トピック
新たなフグ料理の可能性を求めて
NPO法人ふぐ食応援大使の会 第1回交流会

■連載 季節の献立帳(190)〜ワンプレート料理〜
鮭のロールパイ
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(292)〜第5部 「新しい」水産学と水産業〜
強い評論、しかし弱い解決力
東京大学名誉教授/高橋 正征

■エッセイ 自然・魚・漁労(50)
気候変動下の利用魚種拡大
豊海おさかなミュージアム名誉館長/石井  元

■内水面漁業の未来は明るいか(129)
続・友釣りができる山間地域は別天地
富山県農林水産総合技術センター水産研究所/田子 泰彦

■ゆんたく!島暮らし(233)
「あたいぐぁ」造成計画
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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