アクアネット2023年10月号目次
【特別座談会】

アユ養殖の現状と未来
〜香魚の真価を見つめ直す〜
●初夏の到来を告げる食材として、また遊漁の対象としても広く知られるアユ。バブル崩壊以降その消費量は減り続けてきたが、今シーズンの卸売市場価格等は近年の水準を大幅に上回って推移している。その背景は? 原材料高騰の影響と対応は? 今後のマーケティングのポイントは? 第一線で活躍中の養鮎家5人が論じ合う。

【出席者】(発言順)

木村 泰造
木村水産(株) 代表取締役会長/全国鮎養殖漁業組合連合会会長

本多 正人
(株)本多産業 代表取締役社長/全国鮎養殖漁業組合連合会副会長

植野 泰宗
熊野水産(株) 代表取締役社長

坂柳 淳之
山崎水産(有) 代表取締役社長

福井 高穂
(有)美濃養魚場 代表取締役社長

岸川 大蔵(本誌編集部)=司会

【アクアネットレポート】

■海外事情
ノルウェーのサケ養殖で活躍する船舶と省人型システム
(株)ゴトー養殖研究所 ノルウェー駐在所所長/Jørgin Gunnarsson
(株)ゴトー養殖研究所 取締役副社長/中西 照幸

■インタビュー
200世帯が自宅でタイを捌く進化型魚食普及イベント
(一社)大日本水産会 魚食普及推進センター/早武 忠利さん
●来場配布で、予算かけず多人数に調理体験を

■Pick up
3坪でできる閉鎖循環式陸上養殖
(株)ARK
●ニッチ市場の創出も図る

【産地】

■新連載 持続可能な養魚飼料への開発研究(1)
わが国における養魚飼料の研究開発の足跡と課題
(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所 生理機能部飼餌料グループ 主幹研究員/山本 剛史

■施策 我が国の水産防疫制度と最近の取組(2)
複数の防疫措置を組み合わせた対策の推進・水産用医薬品の使用基準の見直し
農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 水産安全室 国際水産防疫専門官/橋 延之

■トレーサビリティ
水産物のトレーサビリティ実装の現況と課題
NPO水産物トレーサビリティ研究会 副理事長/長野  章

■Pick up
魚病専門家有志が国に提言
新興感染症等のリスク評価と管理措置の更新を!

■連載 随想 海の話(10)
“地球沸騰化”、熱に喘ぐ海洋生態系
佐々木  満

【消費地・流通】

■連載 改正卸売市場法と水産市場(3)
卸・仲卸の同列化に伴う新秩序の構築
卸売市場政策研究所 代表/細川 允史

■連載 養殖産業のフードチェーン・アプローチ(2)
タイの適正養殖規範
〜フードチェーンを支える基礎認証〜
広島大学大学院統合生命科学研究科/山尾 政博
愛媛大学農学部/天野 通子

■Pick up
朝〆オリーブハマチと“オリーブ三兄弟”をPR
香川県知事と漁連会長が東信水産総本店で

■Pick up
中国禁輸の直接・間接の影響など議論
全国養殖魚輸出振興協議会の通常総会

■連載 季節の献立帳(202)?お魚ワンプレートで世界めぐり?
鮭のウィーン風カツレツ(オーストリア)
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(304)?第5部 「新しい」水産学と水産業?
量は多くても濃度が薄い海洋深層水の肥料
東京大学名誉教授/高橋 正征

■内水面漁業の未来は明るいか(141)
続々々・川の生命線は水源地
富山県農林水産総合技術センター水産研究所 所長/田子 泰彦

■エッセイ 自然・魚・漁労(62)
海を掻き混ぜる魚たち
豊海おさかなミュージアム名誉館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(245)
自由のセーフティーネット
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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