アクアネット2024年9月号目次
【特集】

魚の物流2024
〜新ルールと対応のヒント〜
●今年4月から運送業の残業規制が強化され、これまで時間外労働で運んでいた荷が運べなくなると危惧されている。実際、「関東おっかけ」ができなくなった九州の産地市場もある。この問題に対する水産業界関係者らの現時点での認識や対応を知る。また、調理済の鮮魚を家庭等まで届ける業態の一つである、宅配寿司のシステムや商品開発にもフォーカスを当てる。


「物流の2024年問題」、鮮魚流通への影響を考える
水産・食料研究会によるパネルディスカッション
コーディネーター/馬場 治 東京海洋大学名誉教授

■“物流2024年問題”と業界の対応について
(株)NX総合研究所 リサーチ&コンサルティング ユニット2 ゼネラルマネジャー/金澤 匡晃さん

■気仙沼を水産物流のハブに!?地域ぐるみの共同配送モデル?
(株)阿部長商店 代表取締役/阿部 泰浩さん

■豊洲市場を取り巻く流通環境変化にどう対応するか?
東京都水産物卸売業者協会 専務理事、(株)水産卸ビジネスサポート 取締役社長/浦和 栄助さん

■流通環境の変化の中、食の流通を考える
(株)東発 代表取締役社長/松本 正和さん


「物流の2024年問題」が愛媛の養殖業へ与える影響は?
いよぎん系シンクタンクによる2023年の調査結果

物流2024年問題に対するSM水産部の現状認識
(有)エバーフレッシュ研究所 代表取締役/堀内 幹夫

宅配寿司トップシェア「銀のさら」の“持ち味”
推しネタを「共創」、独自の解凍技術で高鮮度・低ロス
(株)ライドオンエクスプレス

[編集部コラム1]豊洲発「市場便」の仕組み

[編集部コラム2]マス類の活魚輸送キャパ

【特集図鑑】魚の物流2024

【アクアネットレポート】

■現地レポート
釜石湾でのサクラマス・ギンザケ養殖
岩手県/(有)泉澤水産、遠野淡水魚(株)
●事業化2期目は計330tを水揚げ、スモルトも自社生産

■海外レポート 中国養殖見聞録(6)
コロナ禍明けの中国養殖業界?海水魚編〜
(株)SINRA 代表取締役/橋 隆行

【産地】

■資源
明治から令和まで日本の沿岸資源の漁獲変動を知る
〜気候変動対応策のヒント〜
(国研)水産研究・教育機構 水産資源研究所 水産資源研究センター 社会・生態系システム部/亘  真吾

■経営
水産業界における外国人人材採用のイロハ
(株)あかつきHR CEO/野口 亮祐

■トピック
地球温暖化で浮魚類が小型化?
令和6年度水産油脂資源講演会

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(152)
川舟の操船技術の継承に目覚める
庄川沿岸漁業協同組合連合会 常務理事/田子 泰彦

【消費地・流通】

■リレー連載 水産物の冷凍・解凍技術とその周辺(8)
赤身魚肉の冷凍貯蔵耐性に及ぼす原料鮮度の影響
(一社)食品冷凍技術推進機構 主席研究員/中澤 奈穂

■連載 TATS紀行(10)
アメリカの底?
(株)TATSコーポレーション 代表取締役/石井 達雄

■トピック
第26回シーフードショー開催
東京ビッグサイトに国内外から2.5万人

■連載 季節の献立帳(213)?お魚ワンプレートで世界めぐり?
丸干し鰯のクスクス(チュニジア)
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■沿岸環境の再生と機能回復(117)
「令和の里海づくり」モデル事業が進行中
─何を目指しているのか─
広島大学名誉教授/松田 治

■SDGsな未来を拓く若手研究者たち(5)
カルチ付着種苗の生産効率化で豊かな水産業に貢献
ヤンマーホールディングス(株)中央研究所
バイオイノベーションセンター/服部  朗

■22世紀の水産業(315)?第5部 「新しい」水産学と水産業?
資源の多段(カスケード)利用
東京大学名誉教授/高橋 正征

■エッセイ 自然・魚・漁労(73)
出足好調のサンマ漁
豊海おさかなミュージアム名誉館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(256)
サンゴの受難
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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