アクアネット2024年12月号目次
【特集】

漁網リサイクル
〜異業種連携で新たな資源に〜
●流出分のマイクロプラスチック化やゴーストフィッシングが世界的に問題となっているが、分別・資源化が困難だったポリエステル漁網でもリサイクルの機運が高まっている。取組みの現状を紹介する。


多角的企業連合による廃漁網リサイクル事業「Re:ism」
ライバル同士も手を組み、再生・商品化を推進
木下製網(株) 代表取締役/木下 康太郎

大中型まき網漁業における漁網リサイクル活動
日本遠洋旋網漁業協同組合 事兼流通対策室 室長/保田井 真

ニチモウの漁網リサイクルの取組み
水平リサイクルとカスケードリサイクル
ニチモウ(株) 海洋事業本部 養殖開発室/服部  廉

阪和興業グループによる使用済み漁網・漁具の多面的リサイクル
阪和興業(株) 食品・エネルギー・生活資材 新規事業推進室 課長/松崎 康志
西部サービス(株) 営業部 課長代理/宮野 剛志

気仙沼発・廃漁網アップサイクルベンチャー「amu」
「いらないものはない世界」目指す
amu(株) 代表取締役CEO/加藤 広大

【特集図鑑】 廃棄漁網のリサイクル

【アクアネットレポート】

■現地レポート
「九十九島とらふぐ」の近況
長崎県佐世保市/九十九島漁業協同組合
●“マイスターズ”は健在、県外のリゾートホテルも顧客に

■現地レポート
盤洲干潟で漁協自営のカキ養殖
千葉県木更津市/新木更津市漁業協同組合牛込支所
●ブランド名は「月夜牡蠣」、生産効率改善で増産へ

■トピック
大分県かぼす魚のメディア試食会開催
●ブリ・ヒラメに新顔フグもコース料理に

【産地】

■防疫
伝染性造血器壊死症(IHN)の清浄化と強毒化阻止に向けて
調査・研究から見えてきたIHNウイルスの実態
佐野 元彦・白鳥 史晃・竹内 智洋・竹花 孝太・中村 永介・瀧川 智人

■連載 養殖魚における腸内細菌の役割とプロバイオティクスを用いた防疫技術(3)
RAS(閉鎖循環養殖システム)における生菌剤利用の可能性
宮崎大学農学部海洋生物環境学科 教授/田岡 洋介

■環境
タスマニアにおける温暖化の海洋生態系への影響
魚介類の生息域南下、大型海藻の枯渇、貝毒頻発など
タスマニア州ホバート在住/百野 亜津子

■海外事情
チリに定着したキングサーモン

■Pick up
2024年の宮城ギンザケ水揚げ実績
前年比3割減の1.3万t、単価は1割高の747円

■トピック
「第55回養鱒振興全国大会」開催
三陸のサクラマス海面養殖、年2回産卵系ニジマスの育種など

■連載 内水面漁業の未来は明るいか(155)
アユが消えた?とする苦情への弁明
庄川沿岸漁業協同組合連合会 常務理事/田子 泰彦

【消費地・流通】

■リレー連載 水産物の冷凍・解凍技術とその周辺(11)
酸素を用いた冷凍水産物の褐変防止技術
(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所/今村 伸太朗

■Pick up
「千葉ブランド水産物」認定式とフェア開催
そごう千葉店

■Pick up
東信水産「青森フェア」の賑わい
3首長と若手漁業者がPR、大間マグロの解体即売も

■連載 季節の献立帳(216)?お魚ワンプレートで世界めぐり?
黒ソイのカルプフェンブラウ風(ドイツ)
料理研究家/田口 道子

■鮮魚・活魚市況

【連載】

■22世紀の水産業(318)?第5部 「新しい」水産学と水産業?
海洋深層水の冷熱の利用
東京大学名誉教授/高橋 正征

■SDGsな未来を拓く若手研究者たち(8)
海底に埋まっている貝殻から外来種の影響を読み解く
千葉県立中央博物館 研究員/千葉 友樹

■魚百景・百味(60)
フグの極上家庭料理
佐々木 満

■エッセイ 自然・魚・漁労(76)
“受注漁師”の問題提起
豊海おさかなミュージアム名誉館長/石井  元

■ゆんたく!島暮らし(259)
水納港大改修工事の行方(下)
(有)クロワッサンアイランド/植田 正恵

【アクアネットプラザ

■今月の魚!なヒト
■ニュースフラッシュ
■今月の指標
【編集後記】




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