アクアネット1998年10月号目次

【特集】つくる漁業と遊漁の関係


―内水面編―〜人・魚・環境をどう釣り合わせるか?〜

空前の釣りブーム。しかし、魚は人間の都合で殖えてはくれない。 生態系保全の重要性も指摘されている。魚を殖やす技術をどのように遊漁に活用していくべきか?
■河川湖沼における遊漁の実態と課題
全国内水面漁業協同組合連合会専務理事/佐藤 稔
■キーワードは漁協、在来種、健苗性
■釣り人が求める理想の釣り場環境
東京水産大学海洋環境学科助手/丸山 隆
〈事例・遊漁と漁業経営の活性化〉
■岐阜県・馬瀬川上流漁業協同組合

〜海と隔てられた清流がもたらす絶品のアユ〜
(株)水産環境研究所顧問/田代 文男
■神奈川県・相模漁業生産組合
〜マス類養殖と遊漁事業を見事に両立!〜
■神奈川県・芦之湖漁業協同組合
〜在来資源の少ない湖をゲームフィッシュのメッカに〜
(株)水土舎技術顧問/木幡 孜
■東京都・市ケ谷フィッシュセンター
〜網生簀育ちのコイが活躍する都心の憩いの場〜


【アクアネットレポート】

■現場レポート/フランス産“活ヒラメ”を水なしで空輸
(株)ふいっしゅいんてりあ 成田営業所
延べ輸送時間は24時間以上! 独自の“空調管理”で代謝を抑制?

【研究】

■ブリの消化速度を解析する
高知大学農学部助教授/益本 俊郎
EPは何時間で消化されるのか? 給餌率や給餌間隔の影響は?


【産地】

■産地ルポ(カンパチ養殖)
健康魚づくりの決め手は“魚の気持ち”になること!
宮崎県串間市・(有)丸栄水産
環境容量を踏まえた給餌・密度管理、選別と淡水浴は徹底的に行う
■連載/こちら魚病研究室(2)
薬を使用しない養殖の試み(上)
三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣
■季節便り
●カンパチ/MPとEPの併用で安定生産が可能に
山栄水産(有)/山野 忠義
●クルマエビ/なんといっても現場作業が基本
(株)三和養魚/渡辺 辰夫

【消費地】

■インタビュー/水産業界のインターネット取引は必ず拡大する!
(株)エフアイエス・インターナショナル代表取締役/國光 保夫氏
インターネットサービスは“はじめに情報ありき”。日本でも一気に“山”は動く
■アクアネットQ&A;(2)
Q. 養殖マダイ価格下落でマーケットや漁家経営にどんな影響が?
A. 活魚による需要増大と景気低迷による業界の再編成
東京水産大学資源管理学科/多屋 勝雄
■水産物流通が抱える課題(4)
小売業と水産物流通
水産庁中央水産研究所経営経済部/田坂 行男
■鮮魚・活魚市況


【栽培漁業/環境問題】


■栽培漁業を考える(4)
大量放流の教訓(2)ホタテガイ
東京水産大学助教授/北田 修一
■脱・環境ホルモン社会(2)〜未来の奪回をめざして〜
環境ホルモンの仮説
静岡大学工学部システム工学科/吉村 仁

【連載】

■22世紀の水産業(4)
海の生産性を支える植物プランクトン
東京大学大学院教授/高橋 正征
■海藻現代四方山話(2)
成人病予防食品、昆布の話
東京教育大学名誉教授/西澤 一俊
■今は昔、岩和田海女伝説(3)
金井 英一郎
■魚百景・百味(3)
カイという貝
フィジー在住/志村 悦子


【アクアネットプラザ】


■読者の声
■新製品情報
■ニュースフラッシュ
■今月の本


【データベース/今月の指標】(平成9年海面養殖魚種別生産統計他)



【編集後記】

 

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