●“買い控え不況”の中、マイワシ資源の激減に続いて南米魚粉の確保も困難に! “定番商品”ブリの供給態勢を維持するために、今どのようなハードとソフトが求められているのか?
〈識者の目〉 基盤研究と生産現場との有機的連携が必要 ●能勢 健嗣 〈消費地の目〉 “安定供給”の意味を今一度考えるべき時 ●中村 博之 〈原料事情〉 魚粉供給さらに逼迫!
フロックフリー自動培養をついに実現! 1立方メートル槽で日産30億個体以上、コスト低減にも威力 東京大学農学部附属水産実験所/日野 明徳 ■種苗輸送システム 輸送装置:24時間輸送で生存率90〜98パーセント。移送ポンプ:バケツリレーの3倍の処理能力 ヤンマーディーゼル(株)/室越 章
大分県大分市高崎山下海岸/(株)マリーンパレス 今年は過去最高の280万尾を出荷。砂濾過とオゾン殺菌の閉鎖循環システムで魚病を徹底防除。 ■トピック/水産庁、アコヤ貝大量斃死に寄生性原虫類の関与を示唆 南西海区水研で異常アコヤ貝の組織中にパーキンサス属原虫類を確認 ■研究/茶がらでマダイの日焼けを防止 静岡県栽培漁業センター 乾燥粉末にして配合飼料へ添加、カテキン類の抗酸化作用がメラニンの生成を阻害
北海道大学水産学部教授/廣吉 勝治
今、ヒラメはこんな病気で困っています 三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣 ■ニュースフラッシュ/全かん水 第33回通常総会 養殖生簀の登録制を全国で 持続的生産へ、自主管理体制確立めざす。機械リース事業は助成対象・金額ともに拡大 ■季節便り ●マス類・ニジマスへの隔日給餌の実践について/愛知県淡水養殖漁業協同組合/小堀 彰彦 ●ヒラメ・夏季の飼育管理のポイント/池上水産/池上 裕治 ●ブリ・養殖四季報・夏号/東町漁業協同組合/石田 幸生
中島水産(株)専務取締役/崎浦 利之氏 「新鮮・旬」「おいしい」「割安」をモットーに、売上げ増大 ■地球レポート/オーガニックブームの実態と背景 「体にも環境にもよさそう」とのイメージで急速に浸透しているオーガニック商品。その定義は? なぜ今「オーガニック」なのか? ■水産物流通が抱える課題(2) 外食産業と水産物流通 水産庁中央水産研究所経営経済部/田坂 行男 ■アクアネットQ&A(1) 最大要因は量販店の戦略ミス 東京水産大学資源管理学科教授/多屋 勝雄 ■鮮魚・活魚市況 ■量販店プライスレーダー
■22世紀の水産業(2) 日本の食糧安全保障は魚介類で 東京大学大学院教授/高橋 正征 ■栽培漁業を考える(2) 放流強度と種苗放流計画 東京水産大学助教授/北田 修一 ■今は昔、岩和田海女伝説(1)〜それは、たった30年前のことなのに〜 金井 英一郎
■新製品情報 ■ニュースフラッシュ ■今月の本
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