アクアネット1999年4月号目次

【特集】


魚病対策新時代の到来〜治療から予防へ〜
Part 1 なぜ今ワクチンか?

マダイイリドウイルス感染症の予防ワクチンが、今春世界に先駆けて市販される。治療主体の魚病対策から脱却し、養殖魚の評価をより高めて行くには、最新の防疫技術をどのように使いこなす必要があるのか?

■魚病対策の再構築
水産庁栽培養殖課 魚類防疫室指導班 薬事指導係長/山川 勝彦
■ワクチン利用で魚病対策はどう変わるか?
養殖研究所病理部 免疫研究室 主任研究官/乙竹 充
■水産用ワクチンの経済性
共立商事(株)中央研究所 開発5課長/小松 功
■マス類養殖における防疫対策とワクチン利用
長野県水産試験場 環境部研究員/小原 昌和
■ブリ稚魚期の疾病対策とレンサワクチンの利用
愛媛県魚病指導センター 技師/山下 浩史
■「まだいイリドウイルス感染症不活化ワクチン」とは?
(財)阪大微生物病研究会 観音寺研究所/通山 哲郎
■魚類用連続注射器とその使い方
田辺製薬(株)製品開発センター 製品企画・開発計画部/石原 秀平
■普及の鍵は、予防効果と経済性の“実感”


【アクアネットレポート】

■産地ルポ
養殖生簀の周りを有料クロダイ釣り場に!
神奈川県横須賀市長井/(有)八造丸水産
相模湾内唯一のイカダを使った“かかり釣り”。初年度は2000人強が来場。


【産地】

■連載
イワムシの養殖(3)
三幸水産(株)相談役/前田 芳彦
養成のための施設と管理
■ニュースフラッシュ
第24回全国かん水養殖シンポジウム
適正生産体制確立し、消費者の求める魚づくりを!
■今期シラス情報
アユ:湖産・海産ともに全般に不漁
ウナギ:久しぶりの豊漁に沸く
■季節便り
クルマエビ/PAVをめぐって
(株)三和養魚/渡辺 辰夫


【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
安くて美味しく、量感もある商品づくりを!
Aコープ入間店 水産部チーフ/奈良 好之さん
妙味は、新鮮な丸魚の店内加工に!
■連載
水産物流通が抱える課題/第3部
産地卸売市場の問題点(3)産地市場の行方〜求められる「漁業者開発機能」〜
下関市立大学経済部/濱田 英嗣
■連載/列島雑魚譚(3)
越後の山里で見つけた『八つ目あります』
まな出版企画代表/中島 満
■鮮魚・活魚市況


【連載】

■栽培漁業を考える(10)
栽培漁業と資源管理
東京水産大学資源育成学科/北田 修一
■脱・環境ホルモン社会(8)〜未来の奪回をめざして〜
魚介類と環境ホルモン問題:とるべき水産業の対策
静岡大学工学部/吉村 仁・窪野 隆能


【連載】

■22世紀の水産業(10)
漁獲高について
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征
■海藻現代四方山話(8)
“アオノリ”の仲間
東京教育大学名誉教授/西澤 一俊
■魚百景・百味(7)
フィッシュヘッドカレー〜右手で探る“魚で一番うまい部位”〜
インテムコンサルティング(株)/土居 正典


【アクアネットプラザ】
■読者の声
■新製品情報
■ニュースフラッシュ


【データベース/今月の指標】


【編集後記】



 

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