アクアネット1999年8月号目次

【特集】


欧州に学ぶもの
Part2 流通・政策編
●水産物の流通システム、漁業・養殖業の産業戦略、資源管理の手法…。昨今わが国でも議論百出のこれら課題に対し、欧州ではどのような取り組みがなされているのだろうか? そしてそこから我々が学ぶべきこととは?

■日・欧水産物流通のちがい
〜多様な流通方法と共通する欧州的流通観念〜 水産経済経営研究所 代表/松下 晃一

■日本とフランスにおける水産養殖の道のり
〜再び協調する時代がやってくる〜
小樽商科大学商学部 教授/八木 宏樹

■社会経済的観点からみたノルウェーとチリのサケ養殖業
東京水産大学資源管理学科 助手/佐野 雅昭

■欧州のTAC管理制度に学ぶ
〜資源施策と経済施策のバランス〜
水産庁中央水産研究所 経営経済部 比較経済研究室長/黒沼 吉弘


【アクアネットレポート】

■産地ルポ
アユ本来の姿を見つめ直そう!
静岡県浜松市篠原町/(株)本多産業
販売は季節感を大切に、育成管理には“共生”の視点を!

■産地ルポ
“イリドに強い”マダイ早期種苗を安定供給
熊本県天草郡栖本町/(有)緒方水産
●マダイ、トラフグ、ヒラメ、中国イサキ併せて250〜300万尾


【産地】

■速報
持続的養殖生産確保法について
水産庁資源生産推進部栽培養殖課 養殖企画班/魚谷 敏紀

■連載・こちら魚病研究室(6)
帰ってきたマダイのエピテリオシスチス病
三瓶湾漁業協同組合・魚病研究室/水野 芳嗣

■情報バスケット
●〈第24回全国養鱒技術協議会〉
“安全・安心時代”の品質管理を再考

●ニュートレコがサケ養殖大手のマリーン・ハーベストを買収
〜年間7万tの養殖サケ供給態勢に〜

■季節便り
カキ/牡蛎と縄文人
牡蛎の森を慕う会代表/畠山 重篤

カンパチ/水温上昇期の管理のポイント
(有)有村水産/有村 広一

マス類/魚粉代替原料の検討(下)
愛知県淡水養殖漁業協同組合/小堀 彰彦


【消費地・流通】

■アクアネットインタビュー
お客さんを本当に満足させる対面販売を!
(株)阪神髭定 / (株)マルカワ 代表取締役/川口 保さん
美味しさ、安さ、楽しさを兼ね備えた売り場は、商圏を拡げる!

■連載
水産物流通が抱える課題/第4部
スーパーにおける鮮魚販売の実際(4)  産地と消費地を結ぶ「提案型営業」の必要性
(株)流通総合研究所代表取締役/金田 正裕

■情報バスケット
「第1回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」開催!
〜3日間の来場者数は1万7000人強に〜

■鮮魚・活魚市況


【連載】

■「共生」の世紀(2)〜持続可能な水産業と社会の姿〜
なぜ生物多様性を守るのか
東京大学海洋研究所資源解析部門/松田 裕之

■脱・環境ホルモン社会(12)〜未来の奪回をめざして〜
環境ホルモンによる母乳汚染の問題
静岡大学工学部システム工学科/吉村 仁

■22世紀の水産業(14)
植物プランクトンの肥料
東京大学大学院総合文化研究科/高橋 正征

■海藻現代四方山話(12)
養殖微細藻の新たな利用・―スピルリナ
東京教育大学名誉教授/西澤 一俊

■列島雑魚譚(5)
ハゼはなぜ「ハゼ」と呼ぶのだろう?
まな出版企画代表/中島 満




【アクアネットプラザ】
■魚ごと。(シーフードショー見聞録)
■情報バスケット ■新製品情報
■ニュースフラッシュ


【データベース/今月の指標】

【編集後記】



 

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