自発摂餌で飼料効率向上、環境負荷も低減!
自発センサー式給餌システム「PFX-200-SFS」
福伸電機(株)

 

 自動給餌機の開発・販売で定評のある福伸電機(株)から、自発センサー式給餌システム「PFX-200-SFS」が発売されている。

  同製品は、海中に設置したセンサーをつつくとエサが出ることを魚が学習し、魚が食べたい時にだけ給餌するため、残餌が発生せず、飼料効率の向上と、残餌に よる環境負荷の低減につながるというもの。水産庁・(社)マリノフォーラム21・愛媛水試の支援により、東京大学と三重大学が共同して研究開発を行った成 果を利用し、製品化された(本誌2007年7月号「自発摂餌によるマダイ養殖」参照)。

 同製品の主な特徴は次の通り。

(1)センサー部には反射式光センサーを採用しており、荒天時も誤作動の心配がない。
(2)センサー部は、魚がつつくことによって自然と掃除されるため、長期間掃除が不要。
(3)給餌量、センサー反応回数(魚がセンサーをつついた回数)がコントローラーに表示されるため、日々変化する魚の食欲などの状況を把握できる。
(4)センサーやコントローラーを追加・交換することで、既設の給餌機「PFX-200」を、自発センサー式給餌システムに変更することも可能。
(5)給餌量、センサー反応回数を、インターネットを通じて事務所や自宅でリアルタイムに確認できる、給餌データ通信システムをオプション設定できる。

■問い合わせ先
福伸電機(株) 商品事業部 商品2課
〒679-2288
兵庫県神崎郡福崎町福田447-1
TEL 0790-22-0880
FAX 0790-23-0508

 

トップページへ戻る