HACK UFB(株)は、養殖向けにウルトラファインバブル発生装置を販売している。同社は、微細気泡発生装置の開発・製造で知られる(株)アスプから事業譲渡を受け、2015年に設立された。
　同装置は、ウルトラファインバブル（直径1μm以下）、マイクロバブル（同1〜60μm）が混合された微細気泡を発生させる（一般に、両者を合わせて ファインバブルと呼ぶ）。複数の微細気泡生成手法を組み合わせた「ハイブリッド生成方式」を採用しており、「高濃度」「微小均一」な気泡を「安定的」に生 成することが可能。養殖利用では、溶存酸素量を高く維持することで、魚の成長促進や健康維持への寄与が期待できる。また、水産加工場での洗浄工程などでも 能力を発揮しそうだ。すでに、養殖、発酵、洗浄、排水処理、水耕栽培などの分野で同社の当該製品が利用され、ユーザーから高い評価を受けているという。
　同社では、「農業/水産用モデル FU5型」（写真）を、モニター 特別価格388,000円（税別）で限定販売中。FU5型は、mLあたり約1.9億個のファインバブルを発生させることができ、処理能力15〜20L/ 分、重量13.5kg、定格電源AC100V、出力750W、寸法は高さ475×幅×250×奥行550mm、といった仕様。なお、FU5型のほかに、最 大240L/分までの処理能力をもつ様々な製品ラインアップがあり、用途に合わせて最適なものを選ぶことができる（特別価格はFU5型のみ）。
　同社静岡工場（駿東郡長泉町）では装置の見学会、デモンストレーションを実施している（要予約）。

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