ポンプ・ブロワ等の流体移送機器総合メーカーとして知られる大晃機械工業(株)より、省エネを徹底的に追求した新型ロータリブロワ「TBSシリーズ」が販売されている。海水でも淡水でも使用可能であり、同社は養殖場での普及の力を入れるという。
「TBSシリーズ」の主な特長は以下の通り。
(1)消費電力(軸動力)を最大30%以上削減(同社比)
インペラの特殊形状化により容積効率が向上し、エネルギーロスを最小化。さらに、回転速度の最適設計、省エネVベルトの採用などで、優れた省エネ性を実現。
(2)コンパクト設計
インペラの特殊形状化や高速化により、同口径の従来品と比べて2割増の最大風量を得られるため、従来より小型機種で対応可能。吸込サイレンサの位置も低くなり、ユニット全体がコンパクトに設計されている。
(3)低騒音・低振動設計
インペラは三葉式を採用し、吐出側で生じる圧縮作用による脈動圧を低減。さらに、吸込口部分からの騒音を効率良く減音させる専用吸込サイレンサを開発・導入。本体部分の剛性を高め、低騒音・低振動を実現している。
(4)本体交換・メンテナンス性も考慮
カバー上部の取っ手で簡単にフィルタを取り出せる構造なので、フィルタ清掃が手早く行える。また、プーリ側のベアリングはグリス封入式を採用しており、グリスの点検・補充・交換は不要。
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