計測・観測機器の製造・販売で定評のある(株)ティアンドデイより、「ネットワーク接続対応計装ロガー WDR-7」が発売された。

　 同製品は、各種センサ、計装装置から出力される電圧・電流（4-20mA）・ON/OF（接点）信号を記録し、LANおよびダイアルアップ接続によって、 計測やデータの取得が行える。チャンネル数、記録間隔、記録データ数等、主な仕様は「ML-7」と同等の機能を搭載しており、付属ソフトウェアでデータの 一括管理が可能となる。

　同製品の主な特徴は次の通り。

(1)各種電話回線に対応
　CFカードスロットおよびRS-232Cを搭載しているので、FOMA・PHS・無線LAN（CFカードスロット）、外付モデム（RS-232C）を利用することができる。

(2)インターネット経由で計装信号の測定・管理
　記録したデータの収集や現在値の確認をインターネット経由で行えるほか、警報監視機能として、メール送信機能や外部接点出力を備えている。

(3)記録データをFTPサーバに自動アップロード
　同製品からネットワーク上の別のパソコンなどに、FTP通信で記録データをアップロードすることが可能。送信する間隔や、アップロード先に接続するための詳細設定は付属のソフトウェアで行える。

(4)チャンネルごとに測定・記録方式の選択が可能
　アナログ信号は、瞬時値/平均値/ピーク値（最高または最低）の3種類、ON/OFF信号はパルス数（極性指定可能）/極性変化時の時刻の2種類の記録 方式があり、チャンネル毎に設定できる。さらに、信号種別、チャタリングフイルタ、スケール変換などの設定もチャンネル毎に行える。

(5)ブラウザで現在値・グラフ表示・設定値の表示が可能
　Webサーバを搭載しているので、ブラウザで現在値の確認、簡易グラフ表示、設定値の参照が行える。

■問い合わせ先
(株)ティアンドデイ
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